旧いまここにあるもの

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テレ東ネットで『CSI:科学捜査班-最終章- 終わらない街ラスベガス』を観た。

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シン・ゴジラ』のBD発売に浮かれスルーしていた先週テレ東で放送された『CSI:科学捜査班』の本当の最終回を録画視聴。

シーシェパードみたいな活動をしている我らがグリッソムが戻ってきたり、しれっと退場したブラス警部の再就職先が明らかになったり、キャサリンが自分のカジノを爆破されたのでFBIの仕事を放り出して事件に介入してきたり、彼女の娘であるリンゼイがちゃっかりCSIに就職していたり、サラが相変わらず私情を挟んだ取り調べを行ったり、人間関係を引っ掻き回すレディ・ヘザーがまたしても事件を呼び込んでくるなど、「シリーズを総括するような内容にしよう!!」というスタッフの意気込みが伝わってくる反面、真犯人は「誰お前?」って感じのオッサンで脱力感が半端ない。
グリッソムとの因縁を匂わせておきながら「単なる逆恨みでした」ってなんじゃそりゃ?。
呆気なく説得される上、テメェは自爆する覚悟もないとか、こんな骨の無い奴が最後の犯人で良いの?。

オリジナルメンバーが再登場した所為でラッセルが空気だったのは仕方ないとして、負傷離脱したフィンがそのまま殉職していたとか流石に無いわ…。
荷造りシーンで申し訳程度に描写されるとか途中参加とは言え扱いが雑過ぎるし、シリーズ皆勤賞だったニックが顔すら見せないもんだから間に合わせで作った感ありあり。

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極め付けが主任に昇格したばかりのサラがグリッソムと復縁して彼の船で大海原に駆け落ちするお前仕事どうすんだよww」END。
そもそもサラって精神面に問題抱えたままなんだから主任とか無理でしょ?。
マイアミで言えばウルフに任せるようなもんだよ?。

ファンサービスと言えば聞こえは良いが何とも微妙な最終回で、アメリカのドラマって人気があれば何が何でも継続し、落ちれば問答無用で打ち切るジャンプマンガ方式だからグダグダになるのが常なんだけど、15年も続いたシリーズでさえこういう終わり方になるのは何か悲しいわ…。