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『クロムクロ』 第二十五話 「鬼の見た夢」

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斥候とは言えラスボスポジションの敵を倒してしまい残りの話数をどう処理するのかと思ったら強引にシリアス展開に持って行った『クロムクロ』第二十五話。

アバンからAパートに掛けては相変わらず緊張感が無い感じでグダグダだったのですが、後半は地球人の醜悪さが滲み出る生臭い展開にシフトしてビックリ。
危機が去ったことで剣之介やムエッタは共に戦う仲間から研究対象に格下げされ、肉体的に不死である事を知ったハウゼン以下、先の戦闘で役立たずだった大人どもが人権を無視してやりたい放題。
幾度となくピンチを救ってもらっておきながら「剣之介の事は忘れろ」と言い放つ由希奈母もなかなかの人でなしである。
誘拐された人々の死亡がさらっと発表されたり、洗脳が都合よく溶けなかったり、対エフィドルグを名目に各国が軍拡に走るなど、何故ここに来てシリアス度120%増しになるのか理解に苦しむ。
だったら最初からこういう作風でやってくれよ…(;一_一)

ゼルと雪姫の馴れ初めや、剣之介がクロムクロパイロットになった経緯、ムエッタの記憶の真実など、最後のピースがはまって過去篇は解決。
ゼルの仲間がエフィドルグに対する反抗作戦を計画している事を知り、受けた恩を返すべく彼を母星まで送り届け戦いに加勢する決意を固める剣之介。

その事に薄々感付いていた由希奈も一緒に行くつもり満々でしたが、彼女の事を思った剣之介が冷たく突き放したところで最終回に続く。
地球に残ってもロクな目に遭わなそうだからムエッタは付いて行くとして、ボーデンたちはどうするのかな?。