旧いまここにあるもの

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ジョジョまで実写化、しかも監督は三池崇史、演者は既視感しかない面子、どう考えてもダメだろ?。

少し前に荒木飛呂彦さんがジャニタレを使った実写化を断ったという真偽不明の武勇伝がネット上に流れてから、それほど時間が経たないうちに発表されてしまいました。
ハガレン』『銀魂』『BLEACH』の成否も分からない内に『ジョジョ』にまで手を出すなんて一体何を考えているのか?。

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日本映画界は作家性が尊重される低予算系では素晴らしい作品が次々と誕生していますが、こういう広告代理店の思惑が優先さるタイトルは駄作ばかりが量産され本当に嫌になります。
内容に自信があるなら『シン・ゴジラ』みたく上層部の要求を突っ撥ねてみろよって話。

そもそも『テラフォーマーズ』を爆死させた監督にたま頼むとか、その時点で嫌な予感しかしない。
ハリウッドだったら数年間は干されても可笑しくないくらいの大失敗をやらかしたのに、直後に同じ実写化作品をやらせるとかワーナーの人間は頭湧いてんのか?。
確かに三池監督は『ヤッターマン』の実写化といった成功例もありますし、先の失敗が監督一人の責任ではない事も分かりますが、この空気の読めない人選には開いた口が塞がりません。

ついでにキャストも似てる似てないじゃなくて「若手の人気どころ集めましたよ」感が強く、事務所のゴリ押しが見え見え。
評判の良い神木隆之介くんを加えたのは、どう考えても批判を回避する為の保険ですよね?。
少女漫画の実写化に起用されまくり、『一週間フレンズ』『斉木楠雄のΨ難』『デスノート(TVドラマ版)』などなど、実写化専属俳優と化しつつある山崎賢人くんが仗助とかどこをどう弄ってもイメージに合わないし、あの口調を再現したって背伸びして悪ぶってる様にしか見えないだろ?。

登場人物が日本人で日本を舞台にした第4部をチョイスしたところにまだ救いがあるかと思えば「スペインでロケを計画している」とかトンデモ発言しやがって、このプロデューサーは馬鹿なの?、死ぬの?。
私は熱心なジョジョファンではありませんが、これには流石に怒りしかなく、テラフォと同じく盛大に爆死して今後一切、作品愛のないスタッフが実写化に手を出さなくなるよう心より願っております。