CP+を目前に駆け込み発表が続く今日この頃。
50-100mm F1.8通しの変態ズームや、30mm F1.4のミラーレス用単焦点、ソニーEボディ用マウントアダプターといった情報がリークされていた商品や、ニコキヤノ用も発売される汎用ストロボだけならそれほどでもなかったのですが、予想だにしなかったクアトロセンサー搭載ミラーレス機「SIGMA sd Quattro/SIGMA sd Quattro H」の発表には文字通り度肝を抜かれました。
「dp Quattroシリーズ」のレンズ交換式版といった感じですが、SAマウントなので同時に「SD1 Merrill」の後継機としての役割も担うものと思われます。
グリップ部だけ見ればSONYのNEX(現α6000系統)ですが、底部の形状、マウント部周辺の盛り上がり、左肩でも光軸上でもない位置に陣取ったEVFなど、シグマらしい変態っぷりにニヤニヤが止まりません。
例によって他社のミラーレス機に比べレスポンスや高感度耐性などで遅れを取っていそうですが、バッテリーが大容量の新型に変更されそれを2本収納できるパワーグリップが用意されるなど取り敢えず電池の持ちに関しては気にする必要はなさそうですね。
CP+で台風の目になりそうな今回のサプライズ発表。
ここ数年のシグマはSONYに通じるぶっ飛び具合でその動向から目が離せないのですが、m4/3使いとしては30mm F1.4の流れで150-600mmのミラーレス版を出してくれる事を密かに期待しております。