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『ゴースト・ハウス』(2007年) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

題: The Messengers
製作: 2007年 アメリ
時間: 90分
監督: オキサイド・パン ダニー・パン
脚本 マーク・ウィートン
音楽: ジョセフ・ロドゥカ
出演: クリステン・スチュワート(ジェス)
    ジョン・コーベット(ジョン)

あらすじ

とある事情から人里離れた古い一軒家に引越してきたソロモン一家。
だが長女のジェスはその家で次々と怪現象に遭遇し、遂には得体の知れない何かに襲われ負傷してしまう。
しかし両親にその事を相談しても信じてもらえず、彼女はやがて孤立していく…。

予告映像

感想

雨で撮影に行けなかったのでHDDに貯まった映画を消化するミッションその4。
午後ローの「真冬のホラー特集」で放送された『ゴースト・ハウス』を観た。

サム・ライミがプロデュースした『レイン』『the EYE【アイ】』のオキタイド・パン&ダニー・パン兄弟のハリウッドデビュー作にして、『パニックルーム』で中性的な美少女っぷりが印象的だったクリステン・スチュワート主演作。

曰くつきの物件に引っ越して来た家族が怪現象に遭遇するというどこか日本的な物語となっており、不気味な壁の染みや貞子を彷彿とさせる幽霊のビジュアルなど当時のJホラーブームの影響を感じずには居られない。

役者は華やかだし監督のディレクションや映像も申し分ないのだが、上記のように肝心の物語が主にJホラーからの焼き増しで目新しさが感じられず、どこかで観た様な展開に終始してしまっているのが実に惜しい。

それに事件の元凶となったあの人物の事もいまいち理解できず、どうして記憶を失っていたのか?、カラスはどちらの味方なのか?、その辺りがよく分からなかった。