スタッフ&キャスト
原題: The Cold Light of Day
製作: 2012年 アメリカ
時間: 93分
監督: マブルク・エル・メクリ
脚本: スコット・ワイパー ジョン・ペトロ
音楽: ルーカス・ビダル
出演: ヘンリー・カビル(ウィル)
ブルース・ウィリス(マーティン)
シガニー・ウィーバー(ジーン・キャラック)
ベロニカ・エチェギ
キャロライン・グッドオール(ローリー)
ラフィ・ガブロン(ジョシュ)
あらすじ
スペインの海辺のリゾート地に家族とバカンスにやってきたアメリカ人青年のウィル。
しかし、海上のクルーザーから家族が何者かに誘拐された上、捜査を依頼した地元警察に襲われてしまう。
そこへ突然、父親のマーティンが現れウィルの危機を救うが、そこでウィルは父が実はCIA工作員だったという事実を告げられる。
ほどなくして父も凶弾に倒れ、異国の地で孤立無援の状態に追い込まれたウィルは、単身残された家族の救出に向け行動を開始する…。
予告映像
感想
言わずと知れたブルース・ウィリス、シガニー・ウィーバーが脇を固める『シャドー・チェイサー』が午後ローで放送されたので録画視聴。
面子が豪華なのでチェックしたのですが、いやはやなんとも微妙な作品ですな…。
肝心のブルース・ウィリスは『エグゼクティブ・デジション』のスティーヴン・セガールばりに序盤で呆気なく退場~。
ミスリードを狙ったにしては予告やあらすじでネタバレしてるのだから本末転倒である。
何の素養もない完全素人の主人公が悪徳CIAやモサドを出し抜く展開にも説得力がなく、嬉々として悪女を演じるシガニー・ウィーバーが終盤のカーチェイスで追っ手である主人公を逆に追い掛け始めた時は思わず噴き出してしまった。
プロの癖に稚拙な行動が目立つCIAや、全く役に立たないモサドの連中、隠し子をアッサリ受け入れる器がデカ過ぎる主人公の家族など、やっつけで書いたとしか思えない酷い脚本で最後まで開いた口が塞がりませんでした。