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『ラストミッション』(2014年) -★☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: 3 Days to Kill
製作: 2014年 アメリ
時間: 117
監督: マックG
脚本: アディ・ハサック リュック・ベッソン
音楽: ギョーム・ルーセル
出演: ケビン・コスナー(イーサン・レナー)
    アンバー・ハード(ヴィヴィ)
    ヘイリー・スタインフェルド (ゾーイ)
    コニー・ニールセン(クリスティン)
    リヒャルト・サメル(ウルフ)
    トーマス・レマルキス(アルビノ)
    マルク・アンドレオーニミ (タット)
    ブルーノ・リッチ(グイド)
   

あらすじ

凄腕のCIAエージェント、イーサン・レナーは任務の最中病に倒れ、医師から余命3カ月を宣告される。
残された時間を別れた家族と過ごそうと決め、パリを訪れたイーサンだったが思春期の娘ゾーイとの溝は深まるばかり。
そんな時、謎の女エージェント・ヴィヴィからイーサンの病に効果のある試験薬を提供するかわりに、凶悪なテロリストの抹殺任務を持ち掛けられる…。

予告映像

感想

 リーアム・ニーソンの大ヒットアクションシリーズ『96時間』で味をしめたリュック・ベッソンケビン・コスナーを主演に迎えて制作した二番煎じ映画『ラストミッション』を観賞。
監督は『チャーリーズ・エンジェル』『ターミネーター4』のマックGが担当し、『ブラック&ホワイト』調のコメディアクションを期待したら、正直「なんじゃこりゃ」って感じ…(;一_一)
 
余命宣告を受けた凄腕工作員のお父さんが放ったらかしにしていた妻子とよりを戻そうとする傍ら、僅かな希望の為に暗殺任務を遂行するという筋立てなのですが、とにかくテンポが悪い!!。
派手なアクションは前半と終盤にちょろっとあるだけで物足りず、かといって父と娘が絆を取り戻していく過程も薄っぺらで「感動」の「か」の字もない。
それでいて本編117分もあって、どこにこんな時間を使ったのか全く持って意味不明である。
 
都合のよい魔法の薬や、本当の意味で謎な女エージェント、役不足この上ない悪役まで何から何までダメダメ。
最後で思い出したかのように「家族と約束したから殺さない」って、直前までビルから突き落としたり、バンバン射殺しまくっといて何言ってんだよ。
 
当たり外れの大きいリュック・ベッソン脚本ですが今回は文句なしの大外れ。
こんなん監督させられたマックGは本当に気の毒である…。