年内最後の放送がお葬式回だった『鉄血のオルフェンズ』第13話。
ミンチになったと思った弟くんに息があったのは驚きですが、前回のあの流れからだと若干の蛇足感が…(汗)。
ブルワーズの船を制圧に向かった実動部隊も艦内に残ったスペース・デブリの子供たちと撃ち合いになりますが、自分たちも少年兵なのに発見した後の対応が迂闊すぎやしないか?。
激戦の中、徐々にガンダムグシオンを追い詰めて行くバルバトス。
「殺しを楽しんでいる」と評された戦闘マシーンな三日月くんですが、視聴者の誰もが「お前にだけは言われたくない!!」と思ったに違いない。
装甲の隙間を的確に狙い、最後はパイロットだけを真っ二つにするなど描写がエグいのなんの。
「まぁいいか。こいつは死んでいい奴だから」と言い放つところに三日月の底知れぬ闇が表れていますが、ホントこの子は何者なんでしょうね?。
ロリコン疑惑待ったなしのマクギリスが事案待ったなしお姫様抱っこを披露し、まさに「ただしイケメンに限る」状態。
意味深なセリフや陰のある表情など、このキャラも裏があるとしか思えません。
ここまで真っ直ぐだと今後、汚い大人に利用されないか心配です。
ここで散っていった者と残された者にスポットをあて、それぞれの想いをきっちり描いていたのが素晴らしい。
歴代ガンダムシリーズの中でも、ここまで踏み込んだエピソードって珍しいのではないか?。
白兵戦担当のノルバがいい感じにキャラ立ちし、売却予定だったガンダムグシオンを昭弘が引き取るなど、大きな動きを見せた「ブルワーズ編」もこれにて完結。
最後に母性あふれるフミタンに憧れ三日月を「よしよし」した姫様と、名瀬とアミダに触発され「可愛いと思ったから」と姫様の唇を奪う三日月の行動が衝撃的ですが、その直後一人で食事を作るアトラちゃんの背中が切なすぎて泣けました…(´;ω;`)