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『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 第28話 「夜明け前の戦い」

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宇宙海賊「夜明けの地平線団」を排除すべく「ギャラルホルン」と共同作戦を行う「鉄華団」。
この世界で名を上げるべくかつての敵とも手を組み、実績を得る為に作戦の指揮権を確保するなど、組織の未来を考えたオルガの取捨選択が興味深い。

共闘する「ギャラルホルン」にしてもマクギリスの息が掛かった部隊の他に、眉毛が凄いラスタル・エリオン率いるアリアンロッド艦隊が同じく「夜明けの地平線団」を狙い動いているなど、一枚岩でないというのがまたリアル。
艦隊戦も出力を切った船を曳航する事でセンサーを誤魔化すなど駆け引きが面白く、各勢力の腹の探り合いを含め見応えがありました。

作戦を前に働き詰めのオルガを強制的に休ませるメリビットさんの姉さん女房っぷりに笑いつつ、OFFの時は右目が曇っているのにバルバトスに乗ると輝きを取り戻す三日月の右目が気になって仕方ない。
補給の際にアトラからの大量の差し入れを「ペロッ」と平らげるなど、どう見ても普通じゃないよね?。

今回の汚い大人代表「夜明けの地平線団」は自分たちがヤバくなると投降する癖に、使い捨てのヒューマンデブリ(少年兵)には特攻を命じるなど、現実の武装集団と同じで実にクズい。
降り掛かる火の粉は払い除ける三日月さんにガンガン殺されて、こういう部分を避けずに描く姿勢は素晴らしいと思います。

話題独占のマスクマンは3話目にして早くも喋ってしまい、中の人的にガエリオである事がほぼ確定。
専用のガンダムフレームを前に「待っていろマクギリス」と復讐する気満々で、2ndシーズンの台風の目になりそうな予感。

ラストは大将の首を狙う三日月とジュリエッタが戦場で激突したところで終了。
バルバトスの攻撃を涼しい顔で受け止めるなど、彼女も三日月と同じ天才肌っぽいですね。