窪田ライト渾身の「計画通り」が炸裂したドラマ版『デスノート』。
なんかもう彼1人だけ極まっていて他が完全に置いてけぼりです。
嘘ルールがネックとなり捜査が行き詰まる対策室。
しれっと佇んでいるレムがシュールですが、改めてこのクオリティのCGをテレビドラマでやれるって凄い事だと思う。
原作と違いチンピラを使いミサから強奪する形でノートを手に入れた魅上。
計画通りにならず顔面蒼白なライトは松田と組んで刑事ドラマっぽく犯人を捜すのですが、その行動が露骨過ぎて笑う。
こんなんLじゃなくても疑いを持つわ。
しかもアパートを訪ねたらタイミングよくチンピラが戻って来て、わざわざ「取り立てか?」と大家さんに訪ねて大爆笑。
深読みすれば今回の件で魅上から成功報酬貰ったんで返済できると思ったのかもしれんが、多くの視聴者は「取り立てなら良いのかよwwww」と思ったに違いない。
そして「削除ぉ!!」の名ゼリフ?と共にデスノートを使い悪人を裁き始める魅上。
何気にカットされるかと思った幼少期のエピソードがきっちり描かれていたのに驚いた。
警察が来たアパートにのこのこ戻ってきたチンピラですが、殴られて出てきたメロにぶん投げられて呆気なく死亡。
Lに電話で「死んじゃったよ」って報告するけど、なんでお咎めなしなんですかね?。
その直後に夜神父に引き合わせる流れも可笑しいし、そもそも事件の隠蔽とか夜神父が一番嫌う事なんじゃないの?。
あの場に居なかったライトが真っ先に疑われるのではないか?。
その動きを読んでか決着をつけると言い残し廃屋にライトを呼び出すL。
監視カメラを破壊するパフォーマンスを見せたけど、これまでの流れで行けば他にもカメラが仕掛けられていると考えるのが普通だよね?。
それなのにライトは全部ゲロっちゃって迂闊にもほどがある。
「君と出会って、初めて人に興味がわいてしまいました」というLの告白は取り敢えず置いとくとして、ライトの心情を誰よりも理解している描写は凄く良かったです。
原作だとこの辺り結構アッサリしてましたからね。
Lをフルボッコにするなど思いのほかケンカに強いライト。
死神の目を手に入れた魅上のリークによってLの本名をデスノートに書き込むも、振り向いたらLが笑いながら立ち上がるというホラー。
ここはライトの方が心臓発作を起こすんじゃないかと思いました(爆)。
要するにこれは偽物のデスノートを使ったハッタリだったという事なのでしょうが、ここでこの展開を持ってくると言う事は、やはりラストは完全オリジナルになるのだろうか?。
決着を持ち越したにも関わらず次回予告では「新章突入」と謳っていましたが、Lを倒さないで新章もクソもないだろうに…(;一_一)
やっぱレムがノートにLの名前書くのかね?。