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日曜ドラマ デスノート 第3話を観た。

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レイ・ペンバーが死なないという展開で原作読者を罠に嵌めたドラマ版『デスノート』の最新第3話。
当然そうなるというルートから突然外れるこの感じ『ヱヴァ新劇場版:破』を思い出します。

早くもコンタクトを取ってきたLの「君(ライト)と捜査官を乗せたバスが偶然、手配中の強盗に占拠されるなんて出来過ぎでしょ」という揺さ振りに動揺し危うく父親の名前をノートに書き掛けるなど、ライトの凡人然としたリアクションと、動きがない事で「証拠がなければ捕まる事はない」という結論に辿り着くまでの一悶着が面白い。

原作ファンにはお馴染の"引き出しの仕掛け"が完全再現されただけで胸熱なのだが、死神の目の取り引きや、それを使わずにどうすればLを出し抜く事ができるかといった策謀を巡らせる中でライトが徐々に目的の為には手段を選ばないキラへと変化していくのが素晴らしい。
ここで父親とやり方を違え、しかし目指すところは同じだという事に改めて言及するのも興味深い。

名前と顔を知るフィアンセを人質にレイ・ペンバー(偽名)を操り、原作通り日本に潜入したFBI捜査官全員を処理しようとするも、執念の人レイ・ペンバー(偽名)の逆襲に遭うのも意外性があってGOOD。
いやホント原作のレイ・ペンバーはFBIに怒られるんじゃないかってくらいの噛ませ犬でしたから、フィアンセを守る為にキラをその手で殺そうとする行動力に「おお!!」となりました。
 
相対する窪田ライトも
こいつの名前さえ解れば!!。こいつの…名前ェ!!!!」
とノートの切れ端片手に鬼の形相で睨みつける姿が凄い!!。
冗談抜きで藤原ライトにも肉薄していたと思う。

原作通り「死神の目」の取り引きをしたミサの介入によりピンチを切り抜けたライト。
完全敗北したLがワタリ相手にまさかの壁ドンを披露し、第二の死神とデスノートの存在を匂わせつつ物語は次回へつづく。