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SHIROBAKO 第24話(最終回) 「遠すぎた納品」

 
花咲くいろは』に続くP.A.WORKSのお仕事アニメ第2弾『SHIROBAKO』も遂に完結。
第三飛行少女隊』最終話に向け総力戦に突入する武蔵野アニメーション
佐藤&安藤コンビがこなれてきたり、えまたそがめきめきと頭角を現してきたり、久乃木ちゃんが徐々に喋れるようになったり、スタジオ入りした瀬川さんと遠藤さんの関係が怪しかったり、大ちゃん(平岡)が特技を披露してチームに打ち解けたり、フィルムカメラを使うレジェンド杉江が牧場でハーレムだったり、監督・円さん・山田さんがトリオ化したり、チャリ(アニ)メーターがサドルを人質にとられたりと人間関係が本当に面白い。
 
これまで幾度となく万策尽きかけたチームとあって、なんやかんや制作は無事完了し残すは納品のみ。
完成したテープを全国の放送局に届けに行くプロデューサー&制作デスクの面々ですが、こういうのってデータをやりとりするだけじゃなく実際に手渡しで行うんですかね?。
そもそもこの手のアニメが地方局を含め同時放送ってのはまずないと思うのですが、お決まりの誇張表現かしら?。
まぁAPTVの前にペンギンが居たり、小田原放送が城だったり、上高地テレビがどう見てもリゾートホテルだったりと、ここはいろいろ可笑しいんですけどね(苦笑)。
ワイルドカード」にして「音速の貴婦人」こと興津女史のアレは実際にやったら顔見知りだろうがアウトでしょう(汗)。
 
タクシーが渋滞に捉まりテレビ局まで走るみゃーもり。
クライマックスでヒロインが走るアニメは名作の法則。
「遠すぎた納品」というサブタイトルに反して納品は無事完了。
 
帰路の途中「これからもアニメの仕事を続けるのか?」とロロに問われたみゃーもりは、打ち上げパーティーの場でこの仕事に対する率直な想いを語り、これからも制作進行を続ける事を宣言します。
エンディングで流れるパーティー会場の様子はこれまでのエピソードを踏まえて見ると感無量。
お約束のビンゴ大会の景品が「ドリームキャスト4」だったり、クビになったと思われた茶沢がカメラマンをしていて笑いました。
 
ロロとミムジーが写り込んだ心霊集合写真からのエピローグ。
プロデューサー2人が国民的山賊漫画(爆)の『TWO PIECE』(元ネタ・ワンピース)と、木下監督オリジナル企画『限界集落過疎娘』(元ネタ・イカ娘)のアニメ化を画策していますが、ムサニで2ラインは流石に無謀ではないか(汗)。
 
最後の最後でヒロインズが一堂に会し危険ドーナッツをキメて締めっ!!。
これだけ登場人物がいながら全員がきちんとキャラ立ちして生き生き動く作品を私は久しぶりに観た気がします。
原作物・オリジナル問わず後半に掛けてとっ散らかっていく作品が多い中、回を増す毎に面白くなっていく見事な脚本。
2クール24話の使い方も秀逸だした。
 
ホントこの作品はシリーズ化して定期的にやって欲しいですね~。
OVAや劇場版制作といったパターンや、登場人物の日常をもっと観てみたい!!
来週から『SHIROBAKO』がない1週間が始まる訳ですが、みゃーもり達に会えなくなると思うと本当に寂しい…。
応援する意味も込めてBOX待たずにBD買おうかなぁ…。