リサの救出を巡り袂を分かったツエルブとナインが窮地に陥る『残響のテロル』第9話。
「新進平和塾」の関係者から語られる「アテネ計画」の真相。
偶然開発された新薬を全国から集めた孤児に投与し「サバン症候群」のような天才を人為的に作り出す計画って完全に人体実験ですやん。
戦時中でもあるまいし、こんなリスクを犯してまで今の日本でこの計画を行う理由ってあるのだろうか?。
結果的に米国政府の介入で計画は頓挫したそうですが、今現在でもその事を暴露しようとすると消されるとかこの国も物騒になったもんだ。
施設から脱走したのがナインとツエルブで、唯一生き残った被検体がハイヴとの事ですが、回想ではリサに瓜二つの少女も映っているように見えますが、これが彼女に拘る理由でしょうか?。
彼らの寿命に関しても言及されましたが、やはり長くは持たないみたいですね。
黒幕も柴崎さんが左遷される理由を作った政治家と同じだったりしてパズルのピースが埋まってきました。
そしてツエルブとナインが盗みだしたプルトニウムが実は秘密裏に開発された原爆だったとか、この作品の中の日本は一体何と闘っているのでしょうか?。
何かしらの脅威があり、それに対抗する為の人体実験や核武装なら納得いくのですが、これだと突飛な印象しか受けません。
リサの命と引き換えに原爆の隠し場所をハイヴに教えるツエルブ。
しかし肝心の品を学校のロッカーに隠すとか危なすぎるだろ(汗)。
送り込まれたSATに先んじてナインが確保しますが、原爆持った相手に向かって発砲するとか正気ですか?。
現場の隊員には原爆どころかプルトニウムである事すら伏せられているのかもしれませんが、射殺前提で撃ってくるとかどういう命令出してるのかね?。
囚われたリサと失意のツエルブ、逃亡するナインに発作で倒れるハイヴ。
何かしっちゃかめっちゃかな状況ですが、これあと2話で収拾つくのかな?。