旧いまここにあるもの

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『ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ-』 #10 「嵐になるまで」

 
軍事的・政治的に重要な姫様に何故護衛を付けなかったのか理解に苦しむ『ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ-』第10話。
事が起こってから大慌てって戦争どーこー以前に危機管理がなっとらんではないか?。
 
敵味方ともに無能揃いの作品ですが、イナホくんだけは戦闘のみならず救命処置までこなし本当に万能過ぎるww。
彼の献身的な蘇生処置によって姫様は意識を取り戻すのですが1週間引っ張った割に呆気なかったですね。
 
追い詰められたライエ嬢は艦長の拳銃を奪いシャワー室に籠城するのですが、要するに嫉妬という事か?。
でも、あの状況で泣きながらにじり寄ってくる姫様ちょっと怖い(苦笑)。
それにしても足下に威嚇で3発発砲するけど、あれユキ姉たちの側からだと姫様撃ったようにしか見えないから普通銃声がした時点で射殺されるよね?。
 
最終的に説得に応じたものの自殺を試みるライエを止めたのも結局イナホくん。
あの距離を一瞬で移動しスライドを引いて銃を無力化しつつ組み伏せるとかお前はジェイソン・ボーンか!!。
操縦技術・戦略・救命処置に格闘術まで有するとか、もしかしてコーディネーターじゃね?。
そして艦長以下軍人たちは事の顛末を棒立ちで眺めてるだけってお前ら全員仕事しろ(苦笑)。
 
囚われのスレインくんは引き続きザーツバルム卿の蘊蓄を聞かされる。
火星は絶望的なまでの資源不足で疲弊しているようですが、大体ヴァース皇帝の頭の悪い政策と独裁行為の所為みたいですね。
アルドノアの技術をテラフォーミングなどに応用せず、工業発展にばかり利用したってアホですやん。
王様ごっこがしたいだけの中二病科学者が国の運営とか何の冗談ですか?。
んで民衆の不満が高まれば「我々は優れている」「悪いのは地球だ」「奴等は野蛮で下等な民族だ」と反地球教育してガス抜きって、日本の隣にもありますよねぇ~こういうダメ国家。
 
無知な大衆はその言葉に酔い地球侵攻を行った結果「デューカリオン」のパイロットだったザーツバルム卿の許婚は死んでしまったとか、そりゃ復讐にも走りますわ。
ザーツバルム卿は地球を手に入れた暁にはクーデターを起こして王族から権威を剥奪するつもりなのでしょうね。
彼は彼なりの正義に殉じ虐げられている民の為に戦っているようですが、それならむしろ地球と手を組み独裁政権を転覆させた方が良かったような気が…。
 
にしても若い頃のザーツバルム卿むっちゃイケメンじゃないか。
オルレインも美人だし(しかもCVが能登さんですよ!!)この頃はリア充だったんだろうなぁ~。
しかし「デューカリオン」があの状態で鹵獲されてたって事は、もしやオルレイン生きてんじゃね?。
だとしたら最終的に彼女に説得されて終戦ってパターンかな?。
 
敵の追撃も受けず呆気なく地球連合の秘密基地に辿り着いた「デューカリオン」。
避難民も収容できる超巨大シェルターとの事ですが、ほとんどはここに辿り着けなかったって、こんな辺境に作る方が悪い。
というか「ここをやられたら、地球人は絶滅かもしれないですね」ってそんなひっ迫してたんですか?。
悲壮感とか全く感じないんですけど…(汗)。
 
友人に性能に優れた軍用機を進められるも慣れた練習機で戦うと言うイナホくんはマジエースパイロット。
「念には念を…」と「コンフォーマルパワーアシスト」なる強化パーツ?に興味を示すなど、どんな時も油断しないパイロットの鏡です。
 
旅が終わり改めて姫様に助けた事を感謝されるイナホくん。
「友達でいてくれますか?」が『一週間フレンズ。』の藤宮さんすぎて一瞬狙ってるのかと思いました(笑)。
そして停戦に向けた演説を放送するもザーツバルム卿に黙殺され本国には届かず。
しかも電波を逆探知され秘密基地の位置がモロバレするという大失態を犯す。
確かに放送が届いていればその時点で終戦になるが、地球人が滅びるか否かの瀬戸際なのに軽率すぎるだろ?。
 
最後はスレインくんがザーツバルム卿から餞別としてクルーテオ卿の愛機を譲り受けるという超展開。
(どのタイミングでパクってきたんですかね?)
格好付けて銃で手錠を破壊しますが、あの位置から撃ったら確実にスレインくんの体に当たるから…(苦笑)。
「我軍につくもよし、地球に逃げるもよし」と言いますが、スレインくんの性格を考えたら姫様守る以外の選択肢はないですよね。
ザーツバルム卿もその辺りは理解した上で「義理を果たした」のでしょう。
このまま行くと『ガンダムSEED』の「舞い降りる剣」展開待ったなし!!。