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2014年夏のアニメ新番あれこれ(『ハナヤマタ』・『まじもじるるも』・『マジカル☆イリヤ』・『六畳間の侵略者!?』・『東京ESP』・『P4GA』)

ふと冷静になって考えたら今期はホモォと百合と世界をぶっ壊す系の作品が多い事に気付いた私です。
きちんとチェックしてないので断言は出来ないのですが、これで全作品出揃ったっぽい?。

『ハナヤマタ』

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アニメ(マンガ)の舞台になる地域って立川と江ノ島~鎌倉周辺が圧倒的に多いと感じる今日この頃。
本作も御多分に洩れず後者だったりします。
 
今期の「まんがタイムきらら枠」は「よさこい」に青春をかける美少女たちの姿を描く『ハナヤマタ』。
唐突なガールズバンドの演奏シーンは『けいおん』で、金髪留学生は『きんいろモザイク』っぽいのですが、同じ出版社だし狙ってやったのでしょうか?。 
 
1話は自分に自信が待てず本気で打ち込める夢も見つけられずにいた主人公が「よさこい」を愛する留学生と出会い運命が動き出します。
もっと単発ネタに終始する萌え風味な日常系作品だと思ってたので、予想以上にきちっとしたストーリーがあって良い意味で驚かされました。

『ヤマノススメ セカンドシーズン』

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5分のショートアニメながら好評を博した、ほのぼの登山マンガ『ヤマノススメ』が15分枠にパワーアップして帰って来た。
単純計算で今までの3倍の尺がある訳で見応えがあります(錯乱)。
 
萌え系と言えど地名などは実名で登場する上、登山用品などの豆知識もしっかりと押さえているので侮り難い。
無論、可愛いキャラクターが百合百合するわ、1話目にしてお風呂シーンがあるわで、萌え豚の皆さまのハートを鷲掴みにしたに違いない。
今回は2クールあるようなので、しばらくは安泰ですね。

『まじもじるるも』

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弱虫ペダル』の渡辺航さん原作の魔女っ子マンガがまさかのアニメ化。
「秋からの『弱ペ』セカンドシーズンまで本作を観て待機!!」
と言いたい所だが方向性が全く違うので視聴者層は被らんだろうなぁ…(苦笑)。
 
残りの寿命と引き換えにパンツを召喚したおバカで変態な主人公と、その代価を受け取りにやってきたマイペースな魔女っ子の邂逅。
Aパートは危うく鳥葬されそうになった主人公が彼女にパンツ穿かせて一件落着し、Bパートは透明になってブラジャーを返却するだけという、『弱虫ペダル』で溜まったフラストレーションを吐き出す様なお色気とおバカ要素に振り切った凄まじい作品。
この感じ『そらのおとしもの』を思い出します。

『プラズマ☆イリヤ ツヴァイ』 

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高い人気を誇る『Fate』シリーズの幸薄ヒロイン、イリヤ・アイリスフィールを魔法少女にしてしまったスピンアウトアニメ『プラズマ☆イリヤ』の第2弾。
 
原作と同じ冬木市を舞台に原作お馴染みのキャラクターがわんさか登場するファンには2度美味しい作品ですが、士郎を初めといる男性陣も基本的に可愛くリファインされているのにウェイバーくんだけが劣化して立派に描かれているのは何度見ても笑う。
 
凛とルヴィアの残念っぷりも相変わらずで、底なし沼に嵌ったり、イリヤと美遊の変身シーンに延々と文句を垂れたり、頭に瓦礫喰らって血がどくどく出たりと可笑しくて仕方ない。
 
初っ端からイリヤと美遊の百合百合しいシーンの連続で妙に艶っぽいアイスの食べさせ合いっこのエロさたるやとんでもない破壊力でした。
 
アーチャーのカードを使ったイリヤが分裂し今回のキーパーソンである褐色ヒロインが誕生したところで第1話は終了。
『キャプアス』もそうですが、もしや褐色ヒロインブーム到来か?。

『六畳間の侵略者!?』

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主人公が引っ越したアパートの部屋で美少女幽霊(ワンピ)と遭遇って、この展開前期も見たぞ?。
(某ノイタミナの『龍ヶ嬢七○々の埋蔵金』)
そしてこのアパートは『俺妹』で京介氏が引っ越したアパートっぽいね。
(中の人が同じだし)
 
幽霊と、魔法少女と、地底人と、宇宙人が、主人公の部屋に借りぐらしのアリエッティ
こういうごった煮感って悪い意味でラノベっぽいですねぇ…。
 
テンプレ過ぎてオリジナリティを全く感じなかったのですが、これ面白くなるのかなぁ…。 

『東京ESP』

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喰霊』の瀬川はじめさん原作の『東京ESP』も順当にアニメ化。
個人的には『喰霊-零-』のスタッフで『喰霊』本編の映像化を期待していたのですが、これだけ時間が経っちゃ無理か…。
 
アバンタイトルから行き成り神楽と黄泉姉さんが出てきてテンションがMAXに跳ね上がる。
これは時間軸どーこーというよりCLAMP作品みたいなスターシステムっぽいですね。
 
キービジュアルにちゃっかり写っていた特戦四課もきっちり登場して胸熱。
BGMもあの曲を使っていてニヤニヤが止まりません。
瞬殺こそされませんでしたが今回もしっかり咬ませ犬ポジションで大活躍?。
前野さん、キタエリ、ぱいせん、宮本さん、柿原くん、力也さんの出番これだけとか『喰霊-零-』の第1話よりひでぇww。
 
肝心の物語は人類に宣戦布告した超能力者集団と、人類との共存を目指す超能力者集団の戦いという『X-MEN』(笑)。
放送コードなのか腕が斬り落とされた瞬間光ったのには爆笑しましたが、次の瞬間腹を斬られたり刺されたりするカットはノータッチって意味不明。
 
第1話は正義の能力者集団が反撃に転じる場面で終了。
喰霊-零-』の衝撃には及びませんがクオリティは申し分なく、視聴者のミスリードを誘う挑戦的な作りは継承している。
スタッフは総入れ替えされているのですが絵柄も原作ではなく『喰霊-零-』に寄せており、かなり意識して制作している事が伺えます。
 
次回以降の展開がどうなるか楽しみです。

『Persona4 the Golden ANIMATION』

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近々でアニメ化された『ペルソナ4』が再アニメ化。
前回は無印を原作としておりましたが、今回は新要素を加え発売された『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』を題材にしているので、花澤香菜さん演じる新キャラ・マリーなど新要素が加わっています。
とは言えストーリー展開などは全く同じなので、ファンとしては今劇場でやってる『P3』をテレビシリーズでやれと思ったり思わなかったり…。
 
原作ゲームだとステータスやペルソナ図鑑を引き継いで最初からプレイ出来るのですが、今回のアニメはその設定で行くみたいですね。
モロキンを軽くあしらったり、初戦で格の違いを見せつけるなど、番長が「強くてニューゲーム」状態で爆笑。
雑魚相手にオーバーキルのマップ兵器(注・原作ゲームではこんな事出来ません)を繰り出すなど、その姿は完全にラスボスでした(苦笑)。
 
それにしても今回もまた2クールやるんですかね?。