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『ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ-』 #02 「地球の一番長い日」

 
圧倒的クオリティと絶望感で描かれた第1話に続く『ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ-』第2話。
 
姫君の暗殺を皮切りに始まった「ヴァース帝国」の地球侵攻。
超音波メスビーム兵器で真っ二つにされたラプターのコックピットに血が飛び散るのだが、ビーム兵器で人体を攻撃した場合出血は皆無だと思うのだが…。
 
「愚かなる原始人ども」とヴァース帝国のパイロットは鼻高々だが火星で拾ったオーバーテクノロジーの恩恵を受けたチート機体で偉そうに言われてもねぇ…。
見下しきっている割にきっちり海底ケーブルや衛星など通信網を叩いてくる辺りは前回の教官の言葉と矛盾する。
何か情報を共有されるとマズイのだろうか?。
 
「ヴァース帝国」側の機体は触れた物質を分解するシールドを展開しているようで実弾兵器は無効化されるという無敵モード。
偉そうだった釣り目の部隊長以下、教官と主人公の姉ちゃん以外は全滅するというお約束のパターン。
それにしても地球側は過去の侵攻を黙殺したり、これまで一体何をしていたんだ?。
 
予想通り姫様は侍女ちゃんと共に生き残っており主人公と出会う王道展開。
これほどまでに絶望的な戦況でありながら戦線の後方に位置する一般人は楽観的なのがリアルですね。
(しかし姫様に護衛が1人も付いてないってどゆ事?)
そして暗殺の実行犯は案の定「ヴァース帝国」のシンパでした。
口封じに殺されるシンパ達だが1人生き残った少女が主人公や姫様たちと合流。
オープニングアニメーションを踏まえて考えると今後彼等は愚連隊を組織し、本国に真実を知らせ戦争を止めるべく奔走するといったところでしょうか?。
ラストに涙を浮かべた姫様が銃口を向けるカットも象徴的で、
「LET JUSTICE BE DONE.  THOUGH THE HEAVENS FALL.」
という一文も実に意味深ですね。
  
姉のロボットを引き摺りトレーラーの速度が上がらない状況で、敵の機体特性を冷静に分析し意図的にコックピット以外を分解させ重量を軽減させる主人公の機転の良さ。
これは未来のエースパイロットですわ。
 
そんな主人公が目の前で友人を喪い、避難民を逃がすべく戦う道を選択したところで第2話は終了。
学校にある演習機で一矢報いるつもりらしいが例のシールドはどう攻略するのだろうか?。
ガンダムのように戦況を一変させる最新鋭兵器がたまたま手に入る見込もなさそうだし、やはりキーは姫様の助言か?。