神奈川県に限りなく近い東京都下でありながら何故かチバテレビが受信出来る私です。
夏の実写映画公開に向けてかどうかは解りませんが現在『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』が平日の18:30分から再放送されており、本日京都編のクライマックスである「勝利を許されし者・志々雄 対 剣心 終幕!」が放送されたのですが、なんかもうクオリティが高過ぎて笑いました。
アニメの『るろ剣』を観るのは本放送以来なんで毎回懐かしがりながらチェックしているのですが、この頃のアニメは調子の良い回と悪い回の差が半端ないですな(苦笑)。
デジタル化の影響なんでしょうが、これを見ると最近のアニメがどれだけ安定しているのか痛感します。
んで今回はサブタイトルが示す通り剣心VS志々雄の決着回。
絵コンテ・演出を古橋一浩監督が直々に手掛けており、作画スタッフも凄腕アニメーター揃いで総力戦といった感じ。
印象的なカットは原作の構図を踏襲しているのですが、アニメならではの間の使い方とか本当に上手いです。
透過光を使って表現される抜刀時の刃の輝きとか、画面に表示される筆字で書かれた技名とか、刹那の斬撃を光の交差で描くといったシリーズ通しての演出も素晴らしい。
『シドニアの騎士』で久しぶりにアニメ音楽を担当している朝倉紀行さんの劇伴も最高で言う事なし。
実写版『るろ剣』の音楽もこれくらい和テイストで盛り上げて欲しいもんだ。
宗次郎との神速対決なんかは特に酷くて動きがカクカクになっていて腹が立ちました。
ちゃんとしたバージョンが観たいから「京都編」までのBD-BOX(廉価版DVD-BOXでも可)とか出してくれないかしら?。
この後に控えるグダグダなオリジナルエピソードはいらないので、その分安く出してくださいな。