春新番も折り返し地点を通過しましたが前のクール以上に微妙な作品が多いですねぇ…(;一_一)
なんというかジャンルが被り過ぎて個性がなく、みんな同じに見えるのは私が年を取ったからだろうか?。
ある種の様式美のようなものは感じますが特筆するべき点は特にないので、私個人としては観続ける理由がこれといって見当たらない作品でした。
『ブラック・ブレット』
予想以上にハードな導入部に「うおっ!!」となりましたが、OPがfripSideという事で妙な安心感があります。
寄生生物「ガストレア」の出現により人類の生存圏が脅かされた近未来。
対ガストレアのスペシャリストとして活動する主人公と、特殊な力を持って生まれた呪われた子供であるヒロインの戦いを描くアクション作品みたい。
人が呆気なく殺されたり、怪物に変身するなどショッキングなシーンがあったかと思えば、ロリっ娘がネバネバの白い液体ぶっかけられたり、夜這いを仕掛けてくるなどアンバランスさが凄まじい。
それにしても素朴な疑問として化物を相手にする主人公の武装が「スプリングフィールドXD」一丁だけというのはどうなんでしょうね?。
特殊な銃弾を用いており一定の効果は期待できるようですが、予備マガジンを所持していないなど思わずツッコミを入れたくなります。
(まぁ弾が高価だとか、所持制限があるといった裏設定があるのかもしれませんが…)
「駆逐」というセリフまで飛び出して確信犯的にキャスティングしてるとしか思えんのだが…。
無印版はラストの展開はともかくクオリティが高かったので今回も期待していたのですが1話から作画が微妙すぎて悪い意味でビックリしました。
スタッフは入れ替わったものの制作は引き続きボンズが担当しているのに、さては『キャプテン・アース』に主力メンバーを集約しているな?。
スタッフは入れ替わったものの制作は引き続きボンズが担当しているのに、さては『キャプテン・アース』に主力メンバーを集約しているな?。
マカ、ソウル、ブラック☆スター、椿といった懐かしの面々が登場していましたが、ソウルだけが不自然に喋らなかったりしてなんだか中途半端。
内山昴輝くんが売れっ子になりすぎてキャスティング出来なかったのだろうか?。
初回放送なのに作り手の気合いが感じられず、新キャラクターの3人娘がこれから百合百合していくんだなぁ~程度の印象しか残らず残念です。
このままだと視聴を打ち切るかも?。
『ノーゲーム・ノーライフ』
主役2人がまんま『さくら荘のペットな彼女』で、設定が『異世界から問題児たちが来るそうですよ?』と似ていたりと、二番煎じ感はありますがキャッチーな演出やテンポの良いカット割りなど掴みはバッチリ。
やはり松岡くんはこういうハイテンションなキャラが嵌りますね。
茅野さんのアンニュイシスターも素晴らしい。
ほどよい中二病感も心地良く、楽しさで言えば今のところ今期NO.1かもしれません。
後はこのテンションを最後まで維持し、尚且つきちんと終わらせる事ができるのか?。
ラノベ原作は中弛みする事が非常に多いのでスタッフの奮闘に期待したい。
『棺姫のチャイカ』
何気に主人公が「明日から本気出す」タイプとなっているのですが、これも時代でしょうか?。
本編とは関係ないのですがキャスティングも新人を積極的に起用しており先入観がなく観れるのも有り難い。
『風雲維新ダイショーグン』
前2番組の流れでチェックしたのですが、これは酷い。
ほとんどのシーンが止め絵口パク、加えて集中線や映像をスライドさせて誤魔化す紙芝居アニメで全く動かない。
あまりの省エネ仕様に「やる気あるのか?」と軽く怒りを覚えました。
時代劇+ロボットは『ノブナガ・ザ・フール』、ロボット+お色気要素は『ダイミダラー』とどっ被り。
それでいて思い切りが足りないので上記2作品ほどの個性もない。
強いて言えば濃い目のキャラデザが異彩を放っていますが、風呂場覗いたり、痴女に乳揉まされたりと、何がしたいのかサッパリ解らんかったです