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太田垣康男 「機動戦士ガンダム サンダーボルト 第3集」 (ビッグ コミックス スペシャル・小学館)

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何れは『MSイグルー』の様な映像化を期待したい太田垣康男さんが描く「機動戦士ガンダム サンダーボルト」第3集。
 
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今回は「1/144 ボール」が付属する限定版も同時発売されましたが私はスルーして通常版を購入。
 
サンダーボルト宙域」で繰り広げられるイオ・フレミングダリル・ローレンツのエース対決。
連邦・ジオン共に壊滅的な被害を受ける中、奇跡的に生き残った者たちはそれでもなお戦い続けていた。
僅かな兵力で制圧を試みる連邦軍に対し自爆攻撃で抵抗するジオン兵。
憎しみが憎しみを呼ぶ消耗戦の中、遂にフルアーマー・ガンダムサイコ・ザクの戦いに決着がつく。
 
連邦軍を巻き添えにした自爆攻撃を画策するジオン兵に対し「全滅するまで殺し合うなんてバカげてる!!」と投降を促す連邦軍のコーネリア。
説得が実を結び悲劇が回避されたかと思われたその瞬間、ジムのビームサーベルが自爆スイッチを持つ彼らを一瞬で焼き殺すなど、御都合主義とは無縁の重い展開の連続で気が滅入るが「戦争」という題材を扱うのだからこれくらいやらないと嘘である。
 
そして帰る場所や多くの仲間を失ったイオとダリルの邂逅。
ダリルを前に
「戦争は…まだ終わらない。俺達ふたりは、殺し合う宿命だ…」
と不敵に笑うイオ。
今巻で完結かと思われた『サンダーボルト』ですが物語の舞台が一年戦争の最終局面ア・バオア・クーへと移り、もう一山ある模様。
果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか?。