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『バレット』(2012年) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: BULLET TO THE HEAD
製作: 2012年 アメリ
時間: 91分
原作: マッツ
監督: ウォルター・ヒル  
脚本: アレサンドロ・キャモン
音楽: ティーヴ・マッツァーロ 
出演: シルヴェスター・スタローン(ジミー・ボノモ)
    サン・カン(テイラー)
    サラ・シャヒ(リサ)
    アドウェール・アキノエ=アグバエ(モレル)
    クリスチャン・スレイター(マーカス)
    ジェイソン・モモアキーガン
    ジョン・セダ(-)
    ホルト・マッキャラニー(-)

あらすじ

逮捕歴26回、有罪2回、数々の修羅場をくぐり抜けてきた殺し屋ジミー(シルヴェスター・スタローン)は組織に嵌めら命を落とした相棒の復讐を果たすべく奔走し、やむを得ない状況に陥り自分を追う刑事のテイラー(サン・カン)と手を組むことになる。
銃弾で全てを解決しようとするジミーと法を順守するテイラーは衝突を繰り返しながらも、やがて事件の裏に潜む警察組織すら操る黒幕へと辿り着く…。

予告映像

感想

ジョエル・シルバーが製作に名を連ね男汁満載の映画で知られるウォルター・ヒルがメガホンをとったシルヴェスター・スタローン主演の『バレット』を観る。
 
組織に嵌められ相棒を亡くした殺し屋が裏で糸を引く黒幕を見つけ出し報復するという任侠映画(笑)。
最近めっきりヒット作に恵まれないプロデューサーと監督がアクション映画で頑張っているスタローンにあやかろうとしたかは定かではありませんが、良く言えば「男臭く」、悪く言えば「古臭い」そんな作品です。
 
ひょんな事から手を組む事になった「ワイルド・スピード シリーズ」で知られるサン・カン演じるハイテク刑事と昔堅気な殺し屋スタローンの凸凹コンビがバディムービー調で描かれるなど要所要所でツボを押さえた作りとなっていて悪くない。
 
見所はなんといってもバイオレンス描写と肉弾アクション。
今時ラストバトルの得物が斧とか逆に新鮮。
目新しさは皆無ですが良くも悪くも懐古主義的に纏められているので、そういった作品が好きな人は熱くなれること請け合いです。