最初は独特のテンポ感に面食らいましたが、慣れてくるとジワジワ面白くなるスルメ的な魅力があります。
本編が大人しかったので油断していたらエンディング(に流れたオープニング)映像がやたらと動き回っていて度肝を抜かれました。
これは拾い物かも?。
ストーリーは家庭に問題を抱え「ここではないどこかへ行きたい」と願う主人公が、不思議な少女と出会い魔法使い同士の争いに巻き込まれていくという筋書き。
やたらと説明台詞が多く、会話が不自然極まりなかったのは御愛嬌?。
一般人が魔法によって攻撃を受けると魔法使いに変質するという設定は理解したし、主人公が「回避魔法」を獲得したのも解った。
しかし、どうして竹刀で真剣を受け止められるのか、それだけがどうしても解らない。
「ガキン」「ガキン」とかSE付けてたけどどう考えたって可笑しいでしょ?。
「回避魔法」で刃の部分ではなく側面を叩いているとかなら解るが、そんな描写は一切ない。
原作はどうなっているか解らないが、こうした部分を映像で補完しないのは明らかにアニメスタッフの怠慢ではないか?。
『桜Trick』は百合でキマシタワーな作品と聞いていたのですがホントその通りでした。
女子同士がイチャイチャ、チュッチュするのを見て楽しめる人は良いのでしょうが、私にはそういう属性はないので「別に」って感じ。
『恋愛ラボ』みたく話のテンポが良かったり、キャラがよく動いてくれればイイのですが全体的に止め絵主体で微妙。
ベランダ伝いの移動アクションとか、決して見せない鉄壁スカートなど、変なところに力が入っていて可笑しくはあるのだけれど、観続けなくて良いかなぁ~というのが率直な感想です。
『Z/X IGNITION』はどうやらかカードゲームを原作としたアニメみたい。
様々な絵師が参加しているだけに絵柄が統一されず違和感が凄まじい。
出演者の豪華さに反しクオリティは残念な感じで、とてもじゃないが2話以降も観たいとは思えませんでした。
冒頭のライブシーンからして狙いまくっていて爆笑。
サービスシーンも多いのだがギャグとのバランスが良いので決して嫌味にならないのがgood!。
主人公のバカさ加減を含めこの乗り『バカテス』好きには堪らない!。
萌え系タイトルなら今のところ今期NO.1です。
主役となる7人のアイドルにはノンプロの一般人からオーディションを行い、作品と共に彼女たちを育てていこうという試みがなされています。
それでいてフィクション的な要素は極力排除されており、どちらかと言えばリアル路線でとても地味に映る。
私はそもそもこのジャンルに興味がないのでハッキリ言って演技がたどたどしくて作画が残念だったという印象しか受けませんでした。
肝心のダンスシーンも誰に対するアピールか解らないパンチラや、必要性を感じないギャグの天丼など、空回りしていて痛々しかったです…(;一_一)