旧いまここにあるもの

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2014年冬のアニメ新番あれこれ・その3

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『未確認で進行形』は、シスコンでロリコンな姉(変態)と、影が薄い許嫁(イケメン)と、口うるさい小姑(幼女)に囲まれた主人公(常人)の日常系作品(というには設定が特異だけどね)。
 
最初は独特のテンポ感に面食らいましたが、慣れてくるとジワジワ面白くなるスルメ的な魅力があります。
本編が大人しかったので油断していたらエンディング(に流れたオープニング)映像がやたらと動き回っていて度肝を抜かれました。
 
これは拾い物かも?。
 
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『魔法戦争』は近年の長文タイトルが跋扈するラノベ原作の中でえらく簡潔なタイトルでなぁ~というのが第一印象。
 
ストーリーは家庭に問題を抱え「ここではないどこかへ行きたい」と願う主人公が、不思議な少女と出会い魔法使い同士の争いに巻き込まれていくという筋書き。
やたらと説明台詞が多く、会話が不自然極まりなかったのは御愛嬌?。 
一般人が魔法によって攻撃を受けると魔法使いに変質するという設定は理解したし、主人公が「回避魔法」を獲得したのも解った。
しかし、どうして竹刀で真剣を受け止められるのか、それだけがどうしても解らない。
 
「ガキン」「ガキン」とかSE付けてたけどどう考えたって可笑しいでしょ?。
「回避魔法」で刃の部分ではなく側面を叩いているとかなら解るが、そんな描写は一切ない。
原作はどうなっているか解らないが、こうした部分を映像で補完しないのは明らかにアニメスタッフの怠慢ではないか?。
 
ボインちゃんになった幼馴染とか、パイロキネシスになった親友を引き連れ、異世界にウェルカムしたとこで1話は終了。
R.O.D』などお洒落映像に定評のある石浜真史さんが手掛けたエンディングアニメーションが圧倒的に格好良かったんだけど、このテンションで本編やれなかったのかね?。
かと思えば次回予告の映像がえらいファンタジーになってたけど、これなんてハリーポッター?。
 
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『桜Trick』は百合でキマシタワーな作品と聞いていたのですがホントその通りでした。
女子同士がイチャイチャ、チュッチュするのを見て楽しめる人は良いのでしょうが、私にはそういう属性はないので「別に」って感じ。
 
恋愛ラボ』みたく話のテンポが良かったり、キャラがよく動いてくれればイイのですが全体的に止め絵主体で微妙。
ベランダ伝いの移動アクションとか、決して見せない鉄壁スカートなど、変なところに力が入っていて可笑しくはあるのだけれど、観続けなくて良いかなぁ~というのが率直な感想です。
 
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『Z/X IGNITION』はどうやらかカードゲームを原作としたアニメみたい。
様々な絵師が参加しているだけに絵柄が統一されず違和感が凄まじい。
 
違和感ついでに言えば『コッペリオン』の戸松遥さん同様、ネイティブではない下野紘くんがどういう訳か関西弁を使うキャラクターを演じているという謎キャスティング。
 
出演者の豪華さに反しクオリティは残念な感じで、とてもじゃないが2話以降も観たいとは思えませんでした。
 
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銀の匙』に続け?とばかりに始まったかどうかは解らない萌え×農業な作品『のうりん』
 
冒頭のライブシーンからして狙いまくっていて爆笑。
監督が大沼心さんとあって1話目からポップでキャッチーな演出が冴え渡っており、ボケとツッコミのテンポも小気味よければ、キャラクターの崩し方なんかも非常に上手い。
サービスシーンも多いのだがギャグとのバランスが良いので決して嫌味にならないのがgood!。
 
主人公のバカさ加減を含めこの乗り『バカテス』好きには堪らない!。
萌え系タイトルなら今のところ今期NO.1です。
 
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アイマス』や『ラブライブ』などアイドルアニメ戦国次代に、実力はあるのに問題発言が多く何かと叩かれる山本寛監督が殴り込みをかけるWake Up Girls!
主役となる7人のアイドルにはノンプロの一般人からオーディションを行い、作品と共に彼女たちを育てていこうという試みがなされています。
 
ゲームで不動の人気を確立した『アイマス』や、地道にファンを獲得して来た『ラブライブ』などと違い、原作が存在しないゼロからのスタートとなる為ハードルは非常に高い。
それでいてフィクション的な要素は極力排除されており、どちらかと言えばリアル路線でとても地味に映る。
 
私はそもそもこのジャンルに興味がないのでハッキリ言って演技がたどたどしくて作画が残念だったという印象しか受けませんでした。
肝心のダンスシーンも誰に対するアピールか解らないパンチラや、必要性を感じないギャグの天丼など、空回りしていて痛々しかったです…(;一_一)