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2015年春のアニメ新番あれこれ・後編

ようやく出揃ったと思われる春のアニメ新番。 
取り敢えず3話くらいまで観て、視聴継続するか切るか決めます。
 
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境界の彼方』劇場版制作の為か、TVシリーズから距離を置いていた京アニ久しぶりの新作『響け!ユーフォニアム』。
「音楽×女子高生」という事で否が応にも『けいおん!』と比べられる訳ですが、エンディングこそ何時もの京アニテンションでしたが登場人物がぶっ飛んでいない分、あちらさんと違い落ち着いた印象を受けました。
 
今回のテーマは「吹奏楽」。
素人目にも入念なリサーチを行った上で描写している事が窺える細かな部分に拘った映像は流石ですが、「バンド」よりも大所帯となるので短い時間でメンバー毎のドラマをどう盛り込んでいくかが気になります。
 
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「完結編(映画)とは何だったのか?」というファンのツッコミを逆手に取った謝罪会見で性懲りもなく幕を開けた(苦笑)『銀魂(第4期)』。
原作通りどう足掻いても死んでしまうマダオにも爆笑でしたが、冒頭のパロディが秀逸すぎてアレが全部持ってったww。
ネタ発言含めギリギリを攻めていくスタイルは健在。
今回も大いに怒られて欲しいと思います(爆)。
 
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ミカグラ学園組曲』は動画工房という事でチェックしたのですが、謎の戦闘シーンが展開するアバンと本編のギャップに大いに戸惑いました。
現代劇なのかファンタジーなのかサッパリ解らんのですが、事ある毎に妄想を浮かべ「はぁはぁ」する腐ってる主人公(女子)の声がみゃーもりで『SHIROBAKO』難民としてはなんか嬉しい。
原作絵柄がかなり改変されているので古参ファンがどうジャッジするかは解りませんが、キャラがよく動き見ていて楽しいので継続予定。
 
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サンリオの御乱心『SHOW BY ROCK!!』と、でじこの姿がチラつく『えとたま』は示し合わせた訳ではないのでしょうが、共にアクションシーンがCGになるという点で共通しているのが面白い。
しかもそのクオリティが手描きシーンが霞むくらいのレベルとなっており『アルペジオ』や『シドニア』が確立したフルCG作品に続き、手描きとCGのハーフアニメの可能性を示すという意味でこの2作品の動向が気になります。
 
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スバルとガイナックスの移植コラボ企画としてYouTubeで全4話の短編が公開され話題を集めた『放課後のプレアデス』がTVアニメシリーズとして再登場。
メインスタッフが次々と独立して出涸らし状態のガイナックスを1人支える?佐伯昭志さん(『まほろ』『このみに』『めだかボックス』)が引き続き監督を担当。
 
第1話のストーリーはYouTube版の1話&2話に準じる形で展開し、魔法のステッキから轟くエンジン音なども健在。
YouTube版では尺の都合上、すばる以外の魔法少女にスポットが当たらなかったので、今回のTVシリーズでその辺りを膨らませてくれる事を期待しています。
 
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方向性が迷子になり放送枠が減ってしまった「ノイタミナ」の新作は「パンツを見たら全人類滅亡!?」というキャッチコピーが衝撃的な『パンチライン』。
タイトルがタイトルだけあってスタッフ欄に「ランジェリーデザイン」という役職を設けるなど、その描写には並々ならぬ拘りを感じます。
 
規制なんてどこ吹く風でパンチラどころかパンモロ・下着姿がオンパレードな映像から、
幽霊になった主人公がパンツを見て鼻血ブーするとカタストロフが起きるというカオスすぎる設定など、良い意味でフリーダムだった古き良きアニメと同じ匂いを放つ珍作。
 
作風が往年のガイナックスっぽいと思ったら監督が同社出身と聞いて納得。
ゲームのシナリオライターである打越鋼太郎さんが脚本を手掛け、小室哲哉氏が音楽を担当するなど異色の組み合わせ故どうなるか予想が付きません。