旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

凪のあすから 2クール目が切なすぎる

完全に1クールだと思っていた『凪のあすから』が折り返し地点を越えて2クール目に突入しました。
前回「おふねひき」の最中に大変な事が起こりまして、そっからどうなるのかと思って観たら5年も経過してるじゃありませんか!!。
『ヱヴァ:Q』ほどじゃないけど観てるこっちは浦島太郎状態。
 
その間に地上世界は氷河期(?)に突入したのか景色は銀世界に変貌。
といっても人々は意外と普通に生活していて一安心。
 
1クール目が「夏」のイメージだったのに対し2クール目はやはり「冬」なるようだ。
素晴らしい背景美術チームによって描かれる白い世界は、雪の後の澄みきった青空や、ひんやりとした空気感まで伝わってくるようで感動する。
 
そんな一変した地上に1人残されてしまったちさき。
木原のおじいちゃんに引き取られ一緒に暮らす事となった紡との微妙な距離感や、気丈に振る舞いつつも孤独感に苛まれ涙する描写が痛々しい。
 
一方、今なお光を想い続ける美海も自信の気持ちが整理できずにいた。
そんな彼女の前に光が5年前と変わらない姿のまま戻って来るという運命の悪戯。 
美海からすれば年の差というハードルがなくなったのに、光の想いは消えたままのまなかに向いているという『ハチクロ』も顔負けな想いの一方通行。
こんがらがりまくった人間関係が今後どうなっていくのか全く予想が付きません。
 
しかし観終わってふと思った。
誰か要の事も好いてやってくれと(苦笑)。
さゆ辺りがその役割を担うのかと思ったら「自立するんだ!!」と終始強がっていて彼女の本当の気持ちには触れられず仕舞いでした。
まぁキービジュアルには要も描かれてるから早い段階で光同様、戻って来るんだろうね。
 
イメージ 1
 
そのキービジュアルなんですが、キャラクターの立ち位置や表情なんかが意味深で色々と想像してしまいます。
 
要とちさきは顔を上げ光の射す方向を向き、その間でさゆはばつが悪そう。
紡は切なげな表情を浮かべ、光は優しく微笑みかけ、美海はそんな光を見つめている。
 
まなかという大切な存在を失い関係がこじれたままの彼等が最終的にどういった形に落ち着くのか?。
今後の展開に注目したいと思います。