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2014年冬のアニメ新番あれこれ・その2

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犬村小六さん原作の『とある飛空士への恋歌』は2011年に劇場アニメ化された『とある飛空士への追憶』と同一世界で展開する物語。
取り敢えず今回はプロの声優さんを起用しているので安心して観れます(苦笑)。
 
冒頭の空戦シーンは『ラストエグザイル』+『スカイクロラ』といった感じでスタッフの気合いを感じる。
主人公の機体がティルトローター機とあって変態軌道も炸裂。
いろいろとツッコミどころはありますが、せっかくなのでフィクションならではのぶっ飛んだ空戦に期待したい。
 
本編の方は飛空士を目指し旅立った主人公と貴族の少女が出会い『ロミオとジュリエット』のような展開を匂わせたところで1話目は終了。
緻密な世界設定や訳ありの登場人物など作品の骨組みが確りしているので自然と「次回も観よう」という気持ちにさせてくれます。
 
概ね満足出来る仕上がりでしたが、ただ1つメインキャストとして参加している竹達ちゃんと悠木ちゃんのユニット「petit milady」が担当しているオープニングテーマがハードな曲調を無理して歌ってる感が強くてなんだかしっくりきませんでした。
 
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ここ数年は18禁ゲームだけでなく一般作を含め手広くやってるニトロプラスのLIVEイベントのマスコットキャラクターとして生を受け、その圧倒的な存在感(特に胸)から単独でゲーム化までされた「すーぱーそに子」が主役の『そにアニ』
どんな話になるのかと思ったら、そに子のとある1日を普通に描いておりました。
 
学業、モデル業、実家手伝い、そして最後は彼女が所属するバンド「一宇宙速度」の練習という形でそのままエンディングに突入。
全体の流れはとても良かったと思うのですが、どこが見所で何が目的なのか非常に解り辛く、一見さんお断りオーラが凄まじかった。
最近こういう作品多いね。
 
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『ディーふらぐ!』は今期の数少ないギャグ枠?らしい。
1話はツッコミスキルの高い主人公が残念な美少女の集うゲーム制作部に半ば無理矢理入部させられるというところからスタート。
個性的なキャラクターの顔見せといった感じでドタバタ劇が展開するのですが、タイトル以外の予備知識がない私はこのテンションについて行けず置いてけぼりを喰らいました。
 
既視感も強く、この作品ならではの魅力が伝わってこない1話だったというのが率直な感想で2話以降での巻き返しのに期待します。
 
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探偵事務所を営む特殊能力を持った主人公とその仲間たちが依頼を解決していく『ハマトラ』
放送に先駆けて始まったマンガ版が面白いので気になっていたのですが、随所に『私立探偵 濱マイク』や『探偵物語』など往年の探偵ドラマを彷彿とさせる要素が散りばめられており懐かしい気分になりました。
 
組織に属する人物が入り乱れて事件を解決する流れなど横浜版『デュラララ!!』といった感じで、オタク向けというよりは普通にドラマが好きな人が観て楽しめる作品だと思います。
ノイタミナとかでやったら人気が出そうなのにもったいない。
 
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前作で見事カップルが成立した六花さんと優太のイチャイチャライフが描かれるのかと思いきや至って普通だった『中二病でも恋がしたい! 戀』
ギャグを勉強中のくみん先輩。キャラを一新して高2デビューを目論むモリサマー。新1年生として入学してきた実は出来る子凸守。
全員学年が1つあがり心機一転新学期がスタートするも、特に変化もなく賑やかな日々が続く。
1期後半のシリアス展開はどこへやら相も変わらずやいのやいのやっております。
 
中二病スキルを具現化する「(脳内イメージです)」な戦闘シークエンスを挟みつつ、六花と優太の同棲が十花さんにバレて学校の面々立会いの下、家族会議で吊るし上げを喰らったところで1話は終了。
優太のノートをくんかくんかする六花さんが愛らしかった。
 
しかし肝心の新キャラが登場しないまま終わったのには正直驚かされました。
普通はエンディング間際に現れて次回への引きにするのがセオリーだと思うんですがね。