「ポケットモンスター THE ORIGIN」を観た。

 

帰宅してテレビつけたら流れてて、あまりの懐かしさにそのまま最後まで観てしまった。

 「THE・ORIGIN」なんてガンダムじゃあるまいし(笑)。

とか思ったけど初代とかもう15年以上前なるのよね。

そりゃ私も年取るわけだ。

 

「ゲームでX&Yが出ますし一番最初のポケモンをちゃんとアニメ化しましょう!!」

というのが発端らしく描かれる全てが懐かしい。

 

キャストは既存のアニメシリーズから総入れ替えされましたが、個人的にオーキド博士は石塚運昇さんのままが良かった。

レッド(CV.竹内順子さん)が技名叫ぶ度に忍法発動しそうでヒヤヒヤしたり、起源弾撃ちそうなサカキが狼狽して『絶園のテンペスト』の左門みたく独白しだすし可笑しくて仕方ない。

 

ストーリーに関しては導入部だけかと思ったら超高速ダイジェストでミュウツー倒すまでやってビックリ。

タケシは大活躍するのに、やたらとガタイの良いカスミ以下各地のジムリーダーとの戦いは割愛されているにも関わらず、カラカラとのエピソードがピックアップされるなどペース配分が謎。

グリーンとホモォしたり、サカキがやたら饒舌で三下臭振り撒いていたり、ポケモンの相性とか考えずごり押しで戦ったりハッキリ言って酷かったです。

カメックスにリザードンぶつけるとかアホか!。

しかも最後「メガシンカ」って「オリジン」関係ねぇじゃん(；´Д｀)。

 

最初と最後は気合い入ってたけど、エピソード2と3の作画なんかは酷くてみんなアゴしゃくれ過ぎ。

初代ポケモンとか遊んでた人間は今二十代中盤辺りなんだから、もうちょいクオリティの高い物にしてくれるのかと思ったら普通にお子様向けでやんの。

 

これで

「ポケットモンスター赤・緑」を遊んだみんなへ

と言われたって困る。

アメコミ映画だって原点回帰は大人の観賞に耐えられる物にするというのに…(；一_一)