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『ルーザーズ』(2010年) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: THE LOSERS
製作: 2010年 アメリ
時間: 97分
監督: シルヴァン・ホワイト 
脚本: ピーター・バーグジェームズ・ヴァンダービルト
音楽: ジョン・オットマン
出演: ゾーイ・サルダナ(アイシャ)
    ジェフリー・ディーン・モーガン(クレイ)
    クリス・エヴァンス(ジェンセン)
    イドリス・エルバ(ローク)
    コロンバス・ショート(プーチ)
    オスカル・ハエナダ(クーガー)
    ジェイソン・パトリック(マックス)
    ホルト・マッキャラニー(ウェイド)
    ピーター・マクディッシ(ヴィクラム)
    ピーター・フランシス・ジェームズ(ファディル)

あらすじ

ボリビアのジャングルに潜む麻薬組織殲滅の為に送り込まれたエリート特殊部隊「ルーザーズ」。
だがそれは米軍による正式な作戦ではなくマックスと名乗る悪徳CIAエージェントによって仕組まれた物だった。
子供を巻き添えにした無許可の軍事行動という汚名を着せられ命も狙われた彼らは死を装って生き延び、謎の美女アイーシャの手引きによってマックスへの復讐を企てるのだが…。

予告映像

感想

同名アメコミの実写化作品にして日本ではビデオスルーを喰らった『ルーザーズ』が深夜に放送されていたので観賞。
演者にはナヴィ族(アバター)のゾーイ・サルダナ、コメディアン(ウォッチメン)なジェフリー・ディーン・モーガンキャプテン・アメリカですっかりヒーローなクリス・エヴァンス、『プロメテウス』や『パシフィック・リム』など大作に引っ張り凧なイドリス・エルバ、最近めっきり見なくなったジェイソン・パトリックなどなど、今見るとなかなか豪華なメンバーが揃った掘り出し物である。
 
映画全体のノリは完全に『特攻野郎Aチーム』。
特にジョー・カーナハン版にかなり近い。 
 
特殊技能を持った濃い~面々が国家権力に嵌められて、そのリベンジの為に一念発起するという物語。
リベンジャーである主人公たちに復讐を誓うキャラクターが登場したり、信じていた仲間の裏切りがあったりと捻りを加えようとしているのだが、どれも軽~い感じに流されてしまいドラマとして盛り上がらない。
特に前者は最終的に「お前ら復讐はどうした?」といった感じの和気藹々とした雰囲気になっていてビックリ。
 
でもまぁスタイリッシュとまでは行かないまでも洒落っ気のある映像や会話は面白いし、リアリティ皆無なアクションシーンもそれなりに楽しめました。
個人的にはガチムチなクリス・エヴァンスのぶっ飛んだ演技が素晴らしく、見事な歌声を披露したと思ったら、エレベーターでストリップを始め、最終的に念力のハッタリで敵を降伏させるなど最高に笑える。
私服の残念なセンスやら、下品で軽快なトークやら1人だけキャラ立ちまくってましたよ。