今期終了作品に混じって本日『ガールズ&パンツァー』がようやっと最終回を迎えました。
キープしといた先週の話数と共に一気観したのですが、暫定最終話観たのが随分前なのでストーリーがどこまで進んだかすっかり忘れとったよ(汗)。
いやしかしホント面白いですなぁ~このアニメ。
主人公チーム率いる旧式の寄せ集め部隊と圧倒的な力を誇る王者との戦い。
どっかのスーパーロボットが敵メカを止め絵で一網打尽にするアニメとは違い、数と性能の差を戦略で埋める展開はやはり燃える!!。
戦いは広いフィールドでの砲撃戦を経て、路地が入り組む市街戦へ突入していくのですが、主人公チームの作戦名が「もくもく作戦」とか「パラリラ作戦」などいちいちゆるくてリアルにモデリングされた戦車とのギャップがなんとも言えません。
普通だったら心が折れる絶望的な状況下で繰り広げられる「のほほ~ん」とした会話もまた和む。
戦車というミリタリー要素を扱いながら努力と根性・友情と勝利のスポ根ドラマを描きつつ、あざとくならない範囲で可愛いキャラクターもしっかりアピールしちゃうんだからホントずるいなぁ~。
因縁の姉妹がサシで勝負するクライマックスは「ガン=カタ」よろしく相手の砲身の間合いに入って回避したり、体当たりで牽制するなどまるで格闘技。
そして敵弾をギリギリでかわしつつドリフトで接敵しゼロ距離で最後の一撃を放つシークエンスは、さながら「戦車版エースコンバット」です。
主観映像を交えたカメラワークも素晴らしく決戦と呼ぶに相応しい完成度で無茶苦茶テンションが上がりました!!。
もともとクオリティの高い作品でしたが、ラスト2話は待たされた事も納得の仕上がり。
「萌えアニメ」でありながら確りと「燃えアニメ」してましたよ。
ここで綺麗に終わらせた方が良いのでしょうが続きも観てみたいですねぇ~。
外国の部隊も参加してるけどコレ一応「全国大会」だから、やるとすれば「世界大会」かしら?。
個人的にはあまり描かれなかった個々のキャラクターにスポットを当てたエピソード集なんてのも観たい気がします。