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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』テーマソング「宇多田ヒカル/桜流し」

動員数と興行収入えらい事になっている『ヱヴァ新劇場版:Q』ですが当ブログのお祭り騒ぎももうちょい続きます。
本日はパッケージ販売が12月26日で、しかもDVDシングルだけらしいのでiTunesを利用して「宇多田ヒカル/桜流し」を購入。
何気にこれが人生初の音楽配信利用です。
 
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私は今までパッケージを含めてアーティストの作品だという考えを強く持っており
「ダウンロードなんて邪道だ!!」
と常々思っていたのですが、冷静に考えてみると今のシングルCDなんかは安っぽいジャケットと薄っぺらい歌詞表をMUSIC CLIPの入ったDVD(どうせ後で纏めて売る癖に+500円もぼったくる)で取り繕って明らかに作品としての価値ないよね?。
8cmCDの頃はもっと凝った作りしてたもんだよ…。
 
今まで好きなアーティストはシングルCDも全部揃えていたのですが、これを機にアルバムだけ買って収録されないカップリング曲なんかはiTunesで落とす方向にシフトしようかと本気で考えています。
 
 
さて話が逸れましたが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』公開と同時に配信が開始された宇多田ヒカル嬢の「桜流し」
現在「人間活動中」で本格的なアーティスト活動は行っていないのですが、ここまで来たら彼女以外に歌わせる訳にも行かず?スタッフが口説き倒して作ってもらったという1曲。
(公開前はまた「Beautiful World」のアレンジになると思っていたので新曲で安心しました)
 
四季がないエヴァの世界に不釣り合いな「桜」というワードに当初「鈴原サクラ」との繋がりを考えたのですが詩の内容を見る限り関係はなさそうですね。
単純に大切な人との出会いと別れを「桜ことば」の1つである桜流しと重ねたという事か?。
結果としてそれがシンジとカヲルくんの関係性とリンクし、エンディングで流れた時に歌詞の1つ1つが心に「じわぁ~」と染み入って来ます。
 
聞いた話によると(1ファンとして)楽しみが減るからと脚本にあまり目を通さずこの曲を書き上げたらしいのですが、ビックリするくらい完璧なテーマソングに仕上がってます。
ピアノを基調とした優しくも切ないメロディーに日本語でしか表現できない美しい詩が相まって本編を踏まえて聴くと鳥肌必至。
いやホント天才だわこの人。