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『F.R.A.T./戦慄の武装警察』(2005年) -☆☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: EDISON
製作: 2005年 アメリ
時間: 99分
監督: デヴィッド・J・バーク   
脚本: デヴィッド・J・バーク 
出演: モーガン・フリーマン(モーゼス・アシュフォード)
    ケヴィン・スペイシーレヴォン・ウォレス)
    ジャスティン・ティンバーレイク(ジョシュ・ポラック)
    LL・クール・J(レイフ・ディード)
    ディラン・マクダーモット(フランシス・ラザロフ)
    ジョン・ハード(ブライアン・ティルマン)
    ケイリー・エルウィズ(ジャック・レイガート)
    ロゼリン・サンチェス(-)
    マルコ・サンチェス(-)
    アンドリュー・ジャクソン(-)

予告映像

感想

アメリカ映画って時々
「どうしてこんな作品にこれだけのキャストが集まったの?」
と思う事があるんですが本作がまさにそれ。
 
お約束のテレ東「午後のロードショー」で開催されているモーガン・フリーマン祭りの一環で放送されたのだが、まぁ~つまらん。
映画というか向こうで放送された2時間ドラマって感じですね。
 
邦題からして駄作臭爆発ですが、こんなんでも演者は
ジャスティン・ティンバー・レイク(『ソーシャル・ネットワーク』 『TIME』) ケヴィン・スペイシー(『ユージュアル・サスペクツ』 『アメリカン・ビューティー』) モーガン・フリーマン(『セブン』 『ミリオンダラーベイビー』)
などが揃っているんだから謎過ぎる。
一流俳優が脚本に惚れ込んでインディーズタイトルに出演する事は時たまあるけど、この場合どの部分に惹かれて出演を承諾したのだろうか?。
 
物語は悪徳処刑コップの実態を暴こうとした正義感あふれる新米ジャーナリストの戦いが描かれるんですが、「ペンは剣よりも強し」ってな感じのスリリングなサスペンスになるかと思いきや、なんのこっちゃない良心のある隊員がジャーナリスト側に付いて同僚の悪徳警官皆殺しにして終わるお馬鹿展開。
 
法を盾にした集団と真実を暴こうとするジャーナリズムの駆け引きとか、そういった崇高な物は全く・一切・これっぽっちも無し。
予想通りとはいえ名優の演技力の見せ場もなく、ただただ単調に過ぎていくだけの作品でした。
 
せっかくモーガン・フリーマン(サマセット)とケヴィン・スペイシー(ジョン・ドゥ)が『セブン』以来の共演を果たしたのにねぇ…。