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『ドライブ・アングリー』(2010年) -☆☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: DRIVE ANGRY 3D
製作: 2010年アメリ
時間: 101分
監督: パトリック・ルシエ
脚本: トッド・ファーマー パトリック・ルシエ
音楽: マイケル・ワンドマッチャー
出演: ニコラス・ケイジ(ジョン・ミルトン)
    アンバー・ハード(パイパー)
    ウィリアム・フィクナー(監査役)
    ビリー・バーク(ヨナ・キング)
    デヴィッド・モース(ウェブスター)

予告映像

 

感想

 午後ローで放送された、すっかり落ち目なニコラス・ケイジ主演作『ドライブ・アングリー』を観る。
ちなみにこの映画『ドライブ・アングリー3D』が正式タイトルのようだが、地上波放送で3Dなど出来る訳もないのでタイトルから該当箇所が外されておりました。
 
物語は地獄から蘇ったニコラス・ケイジが娘を殺し孫を儀式の生贄として連れ去ったカルト集団の連中を見つけ出してぶっ殺すというだけのお話。
 
個性の欠片もないガン&カーアクションの連続に、必然性のない3Dアピールとテレビ映画レベルのチープなCGで茶を濁し続ける脱力作品。
偶然出合って巻き込んだ綺麗な姉ちゃんを引き連れて、カルト集団のキャンピングカーを追跡。
その過程で地獄からの使者ウィリアム・フィクナーの妨害を受けたり、旧友のデヴィッド・モースに助けられたりするのだが、こんな低レベルな作品に不釣り合いなほど豪華な顔ぶれ。
なんで出演しちゃったんだよ…(;一_一)
 
キャラクターも薄っぺらければストーリー展開も雑、極め付けで映像もチープとくれば観る価値なんてありゃしない。
(まぁウィリアム・フィクナーのファンであれば一風変わった役柄なので楽しめるかもしれないが…)
殺しても死なないニコラス・ケイジ
いっその事「ゴーストライダー」にでも変身してくれればインパクトあったんですけどね(投げやり)。