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『ヴィレッジ』(2004年) -★★★☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: THE VILLAGE
製作: 2004年 アメリ
時間: 108分
監督: M・ナイト・シャマラン 
脚本: M・ナイト・シャマラン
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード  
出演: ブライス・ダラス・ハワードアイヴィー・ウォーカー)
    ホアキン・フェニックス(ルシアス・ハント)
    エイドリアン・ブロディ(ノア・パーシー)
    ウィリアム・ハートエドワード・ウォーカー)
    シガーニー・ウィーヴァー(アリス・ハント)
    ブレンダン・グリーソンオーガスト・ニコルソン)
    チェリー・ジョーンズ(クラック夫人)
    セリア・ウェストン(ヴィヴィアン・パーシー)
    ジョン・クリストファー・ジョーンズ(ロバート・パーシー)
    フランク・コリソン(ヴィクター)

あらすじ

1897年、ペンシルヴェニア州の深い森の中に外界との交流を断ち数十人が自給自足の生活を送る小さな集落があった。
住人たちは皆仲睦ましく一見平穏に見えるこの村には、その生活を守る為のある「掟」が存在した。
それは周囲を囲む森に住む者との境界を犯すなという奇妙な物だった…。

予告映像

感想

テレ朝が番組再編で「日曜洋画劇場」の放送頻度を減らし代わりにバラエティ番組の放送を増やす事を発表したそうな。
そんな感じでゴールデンの映画枠がやる気ないんで深夜と昼で映画分を補充中。
 
今回は先週テレ東「午後のロードショー」で放送された『ヴィレッジ』を鑑賞。
シックスセンス』でヒットメーカーの仲間入りを果たした物の発表する作品が総じて何かしらの名作を模している為"迷"監督の称号を欲しいままにするM・ナイト・シャマラン印のこの映画。
 
映画通によればこれも色々と元ネタがあってオリジナリティは皆無らしいのですが、その元ネタを知らない私はそれなりに楽しめてしまった訳。
隔離された村、不気味な森、謎の存在、etc.
観客の期待を煽るネタの詰め合わせで最後はお約束のドンデン返しも用意されてるんだけど幽霊や宇宙人といった反則技には持って行かず、それなりに説得力を持った終わり方だったのが意外。
 
キャストは無駄に豪華だし、きちんとした伏線もあったし、原色の無い世界に映える「赤」と「黄」が綺麗だし、ちゃんと人間を描いた物語だったし、最後はハッピーエンドだし、なかなかどうして面白かったです。