昨日放送された第１５話にて、ようやく
友達を武器に戦う。
それは僕が戴きし、罪の王冠。
という作品のキャッチコピーと『ギルティクラウン』という題名の持つ意味が見えて来た訳ですが、ハッキリ言って「ここに辿り着くの遅すぎじゃね?」と思った。
最近だるんだるんだったし、もっとテキパキ進められなかったのかな?。
正直、友達だと思っていた谷尋の裏切り話を膨らませて祭を死なせれば、もっと早い段階でコレ出来たでしょ?。
更に言わせてもらえば主人公が変わる動機が親しき人の死と言うのも在り来たり過ぎる。
この手の作品って主人公の同級生を殺さないと先に進めないのかね?。
『コードギアス』のシャーリーみたいに報われない女の子が、『スクライド』のシェリスみたいに想い人の為に命を賭して回復能力を使い、それを知った主人公が『無限のリヴァイアス』のイクミみたいに豹変するって捻りが無さ過ぎるだろ?。
けどまぁ、葬儀社としてテロ活動に加担し、不可抗力とは言え谷尋の弟を殺害したり、幼馴染である事が判明した涯の死に直面してもなお、八方美人な草食系男子を気取っていた集くんがプッツンして「クズは分別しなきゃ」と暴君へと変貌してくれたので、ようやくエンジンが掛かったなとは思う。
(新八じゃなくて颯太逃げて!!。全力で逃げて!!）
でも肝心の祭ちゃん。
「優しい王様」である事を願ったのにこんな結果になって本当に報われないね。
この作品の良心であり誰よりもいいお嫁さんになれた筈なのに…。
あとダリル・ヤンの皆殺し感のなさも哀しいよ。
覚醒した集に攻められっぽなしで完全にやられ役じゃん。
「殺し方に愛がない」とか不満げだったけど、「お前のアレには愛があったのかよ!!」と思わずツッコミ入れたわww。
ノイタミナ換算だと1クール11話なんで最終回は22話になる筈だけど、今後友達をボロ雑巾のように使い捨てながら集がどこまで上り詰め同時に堕ちていくのか楽しみ。
これでしれっと改心したらホント怒るよ。
