2011年正月アニメ新番あれこれ(『RIO』・『IS』・『夢喰いメリー』・『GOSICK』・『はどか☆マギカ』・『兄好』)

オタクにとって勝負の一年が始まりました。

例の条例とは関係ないでしょうが今期は一気に放送本数が減って再放送枠が増えた気がします。

 

『戦場のヴァルキュリア』『創生のアクエリオン』などMXは何時もの事なのですが、

tvkの『マクロスF』『ストライクウィッチーズ2』やテレ東の『世紀末オカルト学院』『神のみぞ知るセカイ』なんかはかなり意外。

まぁ本数減った分、個々のクオリティが底上げされる事を願います。

                        『Rio RainbowGate!』

 

『海物語』がアニメ化されたのだから、『Rio』がアニメ化されるのもまた必然。

魔法少女風のかなり大胆なアレンジが加えられた『海物語』に比べ、『Rio』はお色気やギャンブルシーンなんかも盛り込んで原作のイメージのまま勝負に出た感じ。

作品が作品だけに今後ドラマ・萌え・ギャンブルのドレに重点を置き話を盛り上げていくか気になる所。

 

個人的にはその場に居るだけで客を勝たせまくるディーラー服の下はノーブラなRioさんが何故カジノをクビにならないのかという疑問に対する答えも是非出して頂きたいと思います。(笑)

              『IS ＜インフィニット・ストラトス＞』

 

女性にしか扱えない筈のパワードスーツ(IS)を何故か動かせる主人公(男)と美少女が繰り広げる学園ラブコメロボットアクション。

ISのデザインは『スカイガールズ』や『武装神姫』に近い物ですが、キャラクターデザインが倉嶋丈康さんとあって全体の雰囲気はかなり『ストライクウィッチーズ』っぽかった。 

主人公以外ほぼ女性という今時珍しい直球ハーレム設定に抵抗感を感じなくもないが、ここまで振り切ってくれると逆に気持ちいい。

 

主人公を演じる内山昂輝くんを始め、

日笠陽子さん・ゆかなさん・下田麻美さん・花澤香菜さん・井上麻里奈さん・豊口めぐみさん・下屋則子さん、とキャストもかなり豪華。

女性ばかりの現場とあって若手の内山くんは気苦労が多そうです(苦笑)。

 

本作には『マクロスF』のスタッフが多数参加しているだけあって、アバンの戦闘～本編のラブコメ展開まで掴みは良好。

今後は個々のキャラクターをどれだけ描き込んで、話を盛り上げられるかがポイントになりそうです。

　　　　　　　　　　　　『夢喰いメリー』

 

原作未読につきアニメの情報しか持ち合わせていないのですが、第１話は状況説明の無いまま進行する構成のため一見さんは取っ付きにくい印象を受けました。

まぁ1から10まで説明する必要もないので、２話以降でヒロインの素性だったり夢の中に現れる敵の正体なんかに言及してくれる事に期待したい。

 

何気に監督が『ドラゴンボール』や『聖闘士星矢』近年では『キャシャーン Sins』などを手掛けた山内重保さん、製作がJ.C.STAFFと良い物を作る事に長けたメンバーなので、ひょっとするとひょっとするかもしれない。

　　　　　　　　　　　　『GOSICK -ゴシック-』

 

 スタッフがほぼ『HEROMAN』と同じとあって余り期待していなかったのですが、一風変わった推理物として中々楽しめました。

ボンズ製作とあって絵作りは丁寧で安定感もあるし、『ハガレン』で培ったレトロな雰囲気も良い感じ。

 

『紅』『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』『屍鬼』など、お嬢様役に定評のある悠木碧さんが演じるヴィクトリカも、

大人びた口調で主人公を罵ったかと思えば次の瞬間世間知らずが露呈して頬を赤らめるとかホント可愛過ぎる!!。

 

原作付きの作品の中で現状一番感触が良いのは間違いなく本作です。

　　　　　　　　　　『魔法少女まどか☆マギカ』

 

今期一番の期待作とあって自分の中ではかなりハードルが高かったのですが、予想通り面白かったです。

 

パッと見『ひだまりスケッチ』。

演出は『化物語』。

バトルなんかは『なのは』と言った感じだろうか?。

 

事前情報では「新房昭之×シャフト×蒼樹うめ×虚淵玄」という部分にだけ注目していましたが、劇団イヌカレーによるアヴァンギャルドな不思議空間や、初っ端から圧倒的な存在感を見せる梶浦由記さんの音楽にもやられてしまいました。 

OPテーマを「ClariS」・EDテーマを「Kalafina」が担当するなど楽曲面も非常に豪華で、特にOPの「コネクト」はサビに掛けての盛り上がりが素晴らしく疾走感溢れる映像も相まって今期一番の出来を予感させてくれます!!。

 

物語的に１話の段階では謎な部分が多く、ヒロインもまだ魔法少女にはなっていないので今後どういった展開をするのか非常に楽しみです。

　　『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』

 

『ヨスガノソラ』でやっちまったスターチャイルドがまたしても問題作を投入。

まぁ乗りは『B型H系』みたいにギャグの比重が大きいので、エロは其処まで露骨ではないのが救いか。

 

キタエリが『こどものじかん』以来久しぶりに問題発言の多いキャラクターを演じているのが面白かったが、今後観続けるかは微妙な感じ。

化けてくれると良いのだが…。