旧いまここにあるもの

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テレ東「午後のロードショー」で放送された『サブウェイ・パニック』と『地獄の変異』を観た。

カルト映画とおふざけCMの宝庫だった「木曜洋画劇場」が終了し後任の「水曜シアター9」が即行で映画の放送を止め
「アニメに続いてテレ東は映画枠もつまくなくなったなぁ~」
とか思っていたら最近「午後のロードショー」のラインナップが地味に良くてガンガンHDDに録り貯めています。
 
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サブウェイ・パニック』 -★★★☆☆-
 
トニー・スコット×デンゼル・ワシントン×ジョン・トラボルタによるリメイク版はダメダメだったけど、こっちは普通に面白かった。
古い作品ならではの独特のユーモアとか素敵だし、アクションなんかも地味に良い。
オチはまぁ「ちゃんちゃん」て感じで、その直前の「一昨日来やがれぃ」的な会話を含め時代を感じるんだけど、ついつい最後まで観ちゃいました。
私は威嚇するだけで芸の無い犯人と、体たらくな警官がドタバタする忙しないリメイク版よりこっちの方が断然好きだな。
 
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地獄の変異』 -☆☆☆☆☆-
 
邦題が遊び過ぎていて
「製作者に対して失礼だろ!!」
とか思っていたら本当にそんな感じの内容でした。
 
歴史的価値の高い遺跡の下から発見された巨大な洞穴に精鋭集団が乗り込んだら、とんでもない怪物と出くわしちゃったって話。
閉所恐怖症の人は怖いだろうけど、展開自体はビックリするほど盛り上がらない。
 
パーティーが1人また1人と殺られ最後に怪物を一網打尽にして数人が生き残る
っつう何の捻りも無い凡展開が最後まで続き、ドンデン返しを意識したら完全に空回りした意味不明な結末まで脱力感が半端じゃない。
 
「怪獣王ゴジラ」を「巨大イグアナ」にしてしまったパトリック・タトポロスが『ピッチブラック』からまんなデザインを流用し、やっつけで仕上げたクリーチャーに至るまで本当に取るに足らない映画でしたとさ。
 
正直↓の予告編の方がよっぽど拘りを感じます。