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『トランスポーター3 アンリミテッド』(2008年) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: TRANSPORTER 3/LE TRANSPORTEUR 3
製作: 2008年 フランス
時間: 103分
監督: オリヴィエ・メガトン 
脚本: リュック・ベッソン 、ロバート・マーク・ケイメン 
音楽: アレクサンドル・アザリア 
出演: ジェイソン・ステイサム(フランク・マーティン)
    ナタリア・ルダコーワ(ヴァレンティーナ)
    フランソワ・ベルレアン(タルコニ)
    ロバート・ネッパー(ジョンソン)
    ジェローン・クラッベ(-)
    アレックス・コボルド(-)
    ヤン・サンベール(-)
    エリック・エブアニー(-)
    デヴィッド・カンメノ(-)
    シルヴィオ・シマック(-)
    デヴィッド・アトラッキ(-)
    セーム・シュルト(-)

あらすじ

運び屋のフランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)は依頼主のジョンソン(ロバート・ネッパー)に車から20メートル離れると爆破する装置の付いたブレスレットをはめられ、謎の美女・ヴァレンティーナ(ナターシャ・ルドコワ)とともにドイツを目指す。
しかし、この依頼の裏には有毒廃棄物を扱う国際廃棄物管理会社の陰謀が隠されいた…。

予告映像

感想

タイミングからしてお分かりでしょうが日曜洋画劇場で鑑賞。
 
ジェイソン・ステイサムの吹き替えが山路和弘さんではなく井上和彦さんというのが非常に新鮮。
一方で敵役のロバート・ネッパーには『プリズン・ブレイク』やDVD版と同じ若本規夫さんが配されており、今回の吹き替え版制作スタッフはその辺りのツボを確り押さえてくれました!!。
(若本さんの真面目な悪役演技を引き出してくれた事もナイスです!!ww)
 
さて本編の感想ですが、これに関しては古典的なリュック・ベッソン制作・脚本の作品と言えば十分でしょう。
「車から離れると爆発するブレスレットを取り付けられた運び屋の主人公が如何にして悪党に一矢報いるか?」
ただそれだけの作品でございます。
 
例によってジェームズ・ボンドよろしく出会った女性と直ぐ恋中になったり、ステイサムの肉体を無駄に見せ付ける格闘シーンやカーアクションなんかが散りばめられているのですが、流石に3作目ともなると新鮮味は皆無。
良くも悪くも一発ネタを引き摺るベッソンプロデュース作品らしい作りであり、 1作目から破綻していたフランクの自分ルールもいよいよもって崩壊してしまいました。
これで自称プロフェッショナルなんだから、とんだ厨二病ですよ(苦笑)。
 
今回もアクションやぶっ飛んだ展開など多々あるのですが、全体的な印象として『トランスポーター2』からスケールダウンしてしまったのが残念。
この手の作品は常に前作を超えて行かないと飽きられてしまいますからねぇ…。