ハリウッドが懲りずにまた日本の人気漫画を実写化するですって?。

ここ数日バタバタと情報が入って来ておりますが、なんでもハリウッドが『フルーツバスケット』と『PLUTO』の実写化を目論んでいるそうです。

 

 

『フルーツバスケット』はまだ交渉段階みたいですが『PLUTO』は正式に実写化の発表が出されYahoo!トップなどでニュースにもなっています。

 

『PLUTO』は『20世紀少年』の浦沢直樹さんが『鉄腕アトム』のエピソードをモチーフにして描いている作品ですが、その『鉄腕アトム』すら満足にリメイク出来なかった国が再び手塚治虫さん原作のマンガに手を出そうと言うのか?。

どうせやるなら私は浦沢さんの『MONSTER』が観てみたい。

これなら素直にやってくれと言えるのですが…。

 

そんでもって『フルーツバスケット』。

これを外国人キャスト（になると決まった訳ではないが）でやろうという時点で頭が可笑しいとしか思えない。

聞いた話だと向こうでは少女漫画=フルバって位の人気と知名度があるのだそうなのだが、だからってやるか普通（苦笑）。

アメリカでは最近、若い女性に人気の『トワイライト』という小説が実写化され爆発的大ヒットを記録しており同じ様な流れでヒットする事を映画会社は期待しているのかも?。

ただアメリカのファンにだって原作を尊重したいって人がいるだろうし、そう上手く行くのだろうか?。

 

まぁ「ハリウッドリメイク決定!!」とか「映画化権取得!!」というのは発表だけでその後頓挫してしまう物が非常に多いので今回もネタ態度に考えておくのが妥当でしょうね。

（というかそうなってくれた方が有り難いww）。

 

しかし日本でも『GANTZ』『宇宙戦艦ヤマト』『あしたのジョー』を実写化し、台湾では『ハヤテのごとく!』をTVドラマ化と、どこの国の映像製作者も原作物に頼り過ぎていて本当に情けない!!。

これはアニメ業界にも言える事ですが、少しは自分達の頭で新しい物を作りだそうと言う気概はないのだろうか?。

クリエイティブという言葉が死語になりつつあるのが本当に残念です…。