旧いまここにあるもの

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「僕は友達が少ない」実写化確定\(^o^)/オワタ

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エキストラ募集広告で発覚しネット上が荒れに荒れている為、原作者の平坂読さんが事態の鎮静化を図る意味も込めて正式コメントを発表しました。
どうやら『僕は友達が少ない』の実写化は事実みたいです。
 
平坂さん自身、色々と思うところがある様ですが、私としてはどう考えたって実写向きとは言えない作品にまで手を出してくる業界の失墜っぷりが嘆かわしい!!。
無論全ての実写化がダメという訳ではありませんが、実写表現による新しい価値や魅力を提示する事もなく、単に人気原作を片手間に映像化して小金を稼ぐだけの愚作が本当に多過ぎます!!。
これはアニメ業界にも言える事で、正直そういった人達はプロやクリエーターと名乗って欲しくありません。
 
ツイッター上では制作中止を求める署名活動なども行われている様ですが、私としてはその気持ち痛いほど解ります。
だって原作のイメージは間違いなく壊されますからね。
ロリシスターが「ウンコ!!」と実写で連呼して笑えるのかって話。
リアル腐女子が白衣来て「ユニバァァァァァァァァァァァァァァァァス!!」と叫んで絵になるかって話。
そんなのはコスプレAVだけにしとけと言いたい。
 
平坂さんは制作サイドに
「無理に小説の内容を再現するのではなく、独立した一本の実写映画作品として面白いものを作ってください」
とだけお願いしたそうですが、それを実現するほどの使命感が果たしてスタッフにあるのか?。
 
作品の本質的な部分だけピックアップすれば「友達」の定義を探求する青春物であるのだが、二次元的要素で武装されているからこそ『はがない』は『はがない』たり得る訳で、考えれば考えるほど実写化に対して「無謀」という感想以外浮んで来ません。
 
ここ最近『パトレイバー』や『魔女の宅急便』の実写化も発表されましたが、制作サイドは今一度「誰の為」・「何の為」の実写化なのかきちんと考えて頂きたいと思います。