旧いまここにあるもの

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DVD&Blu-ray発売直前『ヱヴァ新劇場版:破』の特集が組まれた「Cut 6月号」を購入。

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表紙は最新作『アウトレイジ』が公開間近の北野武監督。
このアウトレイジ第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも出品・上映され、その過激な内容から賛否両論となっておりますが、巻頭のロングインタビューで監督は本作を「完全にエンターテインメントにしてやろう」という意気込みで制作したと語っており、中々興味深い記事となっております。
 
がしかし!!。
私の真の目的はそんな「世界の北野」の特集ではなく(まぁコチラも追い追い読みますが…)DVD&Blu-rayの発売を来週に控えた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の記事でございます!!。
 
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TVシリーズからエヴァに携わっているメインアニメーターの本田雄さんと音楽を担当する鷺巣詩郎さんへのインタビューを筆頭に。
本田雄さん・松原秀典さん・増尾昭一さんによる描き下ろしイラストや両面ポスターなどなど、マリが表紙だった2009年8月号に続き「アニメ誌もこれくらい頑張れよ!!」と思うほど気合いが入った特集を組んでいます。
 
本田雄さんへのインタビューでは、庵野さんの動かさない表現方法への苦悩や貞本キャラのバランスの難しさなどアニメーターとしての視点からエヴァが語られ、来たる『Q』では絵柄をもっと旧世紀版に戻したいという意気込みも話されていました。
 
一方、音楽を担当する鷺巣詩郎さんは、既存の楽曲を取り込み作品の印象を根付かせてしまうエヴァの底知れない魅力についてコンポーサーの視点からインタビューを受けています。
(確かに「第九」「FLY ME TO THE MOON」の様なクラシックやジャズ界の有名楽曲の数々にエヴァンゲリオンの曲」という印象が付加されてしまった訳ですから、その影響力は半端じゃないですね)
インタビューの最後で「他の作品に携わっていても、『エヴァ』にだけは常に張り付いているという認識でいる」と仰っており、鷺巣さんにとっても『エヴァ』が特別な作品である事がすごく伝わって来ました。
 
作品の重要な部分を構成している物の、滅多に話を聞く事の出来ない御二方への貴重なインタビューは大変興味深く、同時にとても面白かったです。
『Q』の具体的な話はまだ聞けませんでしたが、『Q』に向けての意気込みは確りと語られていました!!。
 
『破』のDVD&Blu-ray発売日まで後5日。
フラゲ出来るとすれば4日)
我が家であの感動と興奮を堪能出来る時までもう少しです!!。