旧いまここにあるもの

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2010年・春。アニメ新番チェック!!(『WORKING!!』『B型H系』『荒川アンダーザブリッジ』『閃光のナイトレイド』『迷い猫オーバーラン!』)

 
いい加減年をとり、多数のアニメ作品を毎週チェックするのが正直辛くなって来たので今期は1話を観る事無く切った作品もちょいちょいあります。
現状初回放送を観て2話以降もHDの予約リストに残した作品は前回書いた分を含めてこれで全て。
(『おお振り』『けいおん!!』『一騎当千』『恋姫無双』などの続編物は割愛)
 
大分減ったかな?。
減ったよね?。
減ってないか…(苦笑)。

                   『WORKING!!』

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気軽に観れて楽しく登場人物達も活き活きと動いていて個人的にかなりツボな作品。
 
ミジンコLOVEな宗太と合法ロリなぽぷらのコンビがすごく良い!!(笑)。
ちょろちょろ小動物の様に動き回るぽぷら可愛過ぎるよ。
しかも声が阿住佳奈さんですからね~(イエス!アスミス!!)。
 
他の登場キャラクターも皆個性的かつ魅力的で、女性陣は可愛いし野郎共はエエ声と来たもんだ(爆)。
こんな美男美女揃いの賑やかな職場なら私タダでだって働きたいですわ(笑)。
 
それにしてもファミレスが舞台の作品って『Piaキャロシリーズ』とかエロゲでは割と定番ですが一般作だと意外と思いつかないな~。
しかもこういう地域設定を特に設ける必要がなさそうな作品であるにも関わらず舞台が北海道と言及されている事にも驚きです。
(そう言えば『生徒会の一存』も北海道だったっけ?)
 
まぁそんな本作。
キャラがよく動く上に可愛い
掛け合いが面白くて楽しい
間違っても鬱にならない
更にギャグ&ラブコメ展開アリ
これだけ好きなファクターがあれば最後まで安心して観る事が出来そうです。
場合によってはBlu-ray買うかも…。

『B型H系』

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「その昔TBSの深夜枠で放送していた『ワンダフル』という番組内でこんなアニメやってたな~」
というのが私の正直な感想。
 
「今この時代に30分のTVアニメとしてコレはありなのだろうか?」という疑問と共に、私は終始「田村ゆかりさん大丈夫か?」と思って観てました(苦笑)。
ここまでド・ストレートなカミングアウトキャラって彼女自身初めてなのではないだろうか?。
しかも全体的に声のトーンが「なのは」と同じである事にも私は延々と苦しめられました…(笑)。
 
「これはラブコメか?」
と聞かれたら
「いゃ多分エロコメでしょう」
と答えよう。
 
多分この会話だけで作品内容を察する事が出来る筈です(苦笑)。

『荒川アンダー ザ ブリッジ』

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仕事に追われっぱなしの新房昭之監督×シャフトが中村光さんの同名コミックをアニメ化した本作。
 
まぁキャストが豪華です(と言っても1話の登場人物は実質3人なのですが…)。
他人に借りを作るとストレス性の喘息を起こす主人公・市ノ宮行を演じるのが神谷浩史くんだったり。
自称金星人の美少女ホームレス・ニノ役がベストアルバムも絶好調の坂本真綾さんだったり。
カッパのスーツを装着したおっさん村長が藤原啓治さんだったりと実力派揃いで笑います。
(だが主人公がツッコミの激しい阿良々木くんに見えた事だけは内緒だ)。
 
物語の中で終始炸裂する不条理・電波・シュールなギャグの報酬が休日を終え平日を迎える鬱な気持ちを晴らしてくれます。
変に肩肘張らず、まった~り観て「はははっ」と笑える作品。
間違っても爆笑ではない、あくまで「はははっ」なのだ。
 
ちなみに関東圏だとこの裏(tvk)で『ダンスインザヴァンパイアバンド』の最終回が流れていた。
同じ監督×会社が制作したアニメの放送時間が被るなんて前代未聞だぞ(苦笑)。

『閃光のナイトレイド』

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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に続く「アニメノチカラ」第二弾。
1931年、魔都・上海を舞台に異能力者達によって構成された秘密組織「桜井機関」の活躍を描きます。
 
誤解を恐れずに言えば、
ストーリーは史実を織り交ぜた歴史物。
しかも政治色が強く舞台は上海。
萌えとは無縁な地味なキャラクター。
特殊能力を駆使しつつも派手さに欠けるアクション。
人気のアイドル声優は不在。
正直ヒットする要素が1つも見当たりません(苦笑)。
 
しかしそれ故に純粋にストーリーの面白さで勝負せざるを得ない訳で、この御時世にこういったチャレンジをする根性は素晴らしいじゃないですか!!。
代役を立てず中国語に挑戦しているキャスト陣の頑張りも称賛に値します。
「そんな所に力入れたって仕方ない」と言う人もいるでしょうが、そんな所にも拘りを持って作られたアニメって商業主義の作品ではまずお目に掛かれないので自分は好きです。
 
1話を観た印象としては予想通り地味でしたが、今のアニメ業界ではそれが逆に新鮮に感じます。
(漠然と『L/R』を思い出しました)
物語自体まだまだプロローグと言った感じ人間関係や各自の素性or能力も然程描かれなかったので、2話以降の展開に期待。
 
オタ受けは期待できないので、普段アニメを観ない人が楽しめる作品にして頂きたいものです…。
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第1話の感想はずばり!!「可愛いかった」です。
 
特にヒロインの芹沢文乃。
最早出し切った感のあるツンデレ属性ですが言動と本音が真逆というシンプル・イズ・ベストな性格は結構好み。
文乃を演ずるは第4回声優アワードで新人女優賞を獲得した伊藤かな恵さん。
ホント「2回死ねぇ~!!」と言われてみたいものですよ(笑)。
 
彼女のライバル?梅ノ森千世も井口裕香さんの馬鹿っぽい声(褒め言葉ですよ)と相まって非常に可愛い。
井口さんはこういうキャラクターを演じさせたらピカイチでな~。
あと某『アイド○マスター』のあずささんにしか見えない都築乙女お姉ちゃんも年上好きとしてはグッと来ます。
義姉で天然とか狙ったとしか思えない設定に殺られてしまいました(笑)。
そんな乙女が連れて来た謎のネコミミ少女は…1話の時点ではよく解りません(苦笑)。
 
こういった作品において、主人公の親友という立ち位置を演じる事が最早デフォルトになりつつある吉野裕行くんも脇で良い味を出していました。
このポジションを演じる声優さんと言えば私の中で阪口大助さんと吉野裕行くんは双璧を成していますよ(笑)。
 
さて本編の話ですが作画は非常に綺麗で安定していました。
(第1話なので当然と言えば当然なのですが…)。
初っ端から澪よろしく縞パンの描写に加え、やたらと肉感的に描かれる文乃の絶対領域近辺の描写(登校時、主人公の前を歩く時のふともも周りが神がかっている)にスタッフの並々ならぬ愛を感じた事は言うまでもありません(笑)。
 
ブコメとしてかなりの良作だと思います。
世間一般で言う「萌えアニメ」って多分こういう物なのかな?。
まぁそれに関しては異論はありません。
これは正真正銘の萌えアニメであり私はとても癒されました(笑)。