旧いまここにあるもの

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日本の名立たるアニメ制作会社が参加したオムニバス映像作品『Halo Legends』を購入。

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『アニマトリックス』や『バットマンゴッサムナイト』など、近年アメリカでは日本のアニメーションを用いて物語を描く事が流行っている様で本作もそんな流れに乗って制作された企画作品の1つ。

人気FPSゲーム『Halo』を題材に「STUDIO4℃」「東映アニメーション」「ボンズ」「プロダクションI.G」「カシオエンターテイメント」という日本の新旧アニメ制作スタジオが参加しており、クリエイティブディレクターにはあの押井守さんと荒牧伸志さんの名もクレジットされています。


しかしながら全体のクオリティや作家性はそれ程高くなく一部残念な作画の作品も含まれており、個性的かつ異常なクオリティを放っていた『アニマトリックス』と比べるとどうしても見劣りしてしまう…。
全8エピソードの中で私が一番唸らされたのは『交響詩篇エウレカセブン』の「ボンズ×京田知己×村木靖」のコンビが担当した「Prototype」で圧倒的な作画とアクション描写は一見の価値あり。
「ザ・日本アニメ!!」と言った感じのクオリティは言う事なし!!。

ただ原作ゲームは日本だとマイナーな作品になってしまうので、原作ファンが濃いアニオタしかチェックしなさそうなのが残念。
まぁ実際、大多数の人間に受ける内容でもないので良いのかな…。

一応映像特典には原作ゲームのあらすじ等も確り入っているので、コレで初めて『Halo』の世界に触れると言う方でも問題無く楽しめるので、興味と時間があったらチェックしてみて頂きたい物です。