一部で「紙芝居だ」などと見当外れな批判を受ける『進撃の巨人』ですが、そういう奴等は90年代終盤から00年代前半に作られた酷い駄ニメの数々を観てから物を言えと思う私です。
そもそも日本のアニメは在りし日のディズニーの「フルアニメーション」と違い作画枚数を抑え低予算で制作する「リミテッドアニメーション」なのだから紙芝居という批判はイコール日本のアニメ手法そのものを否定する発言だという事に気付いているのでしょうか?。
アルミン。ジャン。ライナーが決死の足止めを試みるのですが、この一連の流れが本当に素晴らしい。
ダイナミックなカメラワーク。
観ていて気持ちの良いアクション。
PVでお馴染みのBGM「at'aek ON taitn」の使い方。
そしてサブキャラが輝く展開。
本当に熱くて興奮しっぱなし。
女型巨人は例によって皮膚がない人間のようなビジュアルなのですが、筋肉とか剥き出しなので作画が滅茶苦茶面大変そうなのに走るフォームとか凄く綺麗でビックリしました。
そしてライナーの言葉を借りれば「良い尻」してる(笑)。
アクションシーンもパースや緩急の付け方が秀逸で、地味ながら馬の作画なんかも破綻していなかった。
アルミンはいつも通り一目で「女型巨人が知性を有している」と見抜く洞察力の高さを披露し平常運行だったのですが、ジャンとライナーが思いの外活躍していて燃える。
ほらガンダムとかでも量産機が活躍するとグッと来るじゃないですか(おい)。
ビビりだったジャンが率先して足止めを進言し「ジャンかっこいいジャン」とか思ったら、握り潰されたと思ったライナーの回転剣舞・六連(爆)が炸裂して思わず唸ってしまったよ。
何気にこれまでの話数の中で一番「魅せ方」が上手かったんじゃないかな?。