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Blu-ray『化物語 -まよいマイマイ-』レビュー

祝!!「まよいマイマイBlu-ray初動3.9万枚達成!!

けいおん! 第1巻」の初動3.3万枚を上回り歴代BDの第二位!!(ちなみに一位は「ヱヴァ新劇場版:序」の4.9万枚)。
これで「ひたぎクラブ」が生産数の問題で到達出来なかったTVアニメ部門第一位に見事輝きました!!。

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今回のパッケージは描き下ろしの八九字真宵。
膝にはお約束の絆創膏が確り装備してあり、流石は渡辺明夫さんと言った感じのイラストになってます(笑)。

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中身はこんな感じ。

特典物は「ひたぎクラブ」と同仕様ですが「まよいマイマイ」は3話構成なのでポストカードやブックレットが少しだけボリュームUPしています。

それと本編は若干の作画修正されています。

化物語 其ノ貮「まよいマイマイ



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母の日に妹達とケンカし家に居辛くなった阿良々木暦は、自転車に乗って訪れた見知らぬ公園で物思いにふけていた。
其処に偶然通りかかった戦場ヶ原ひたぎ。
重し蟹の一件で彼女と他愛もない会話の応酬を繰り広げる内、暦は公園の入り口で迷子になったいた小学生・八九寺真宵と出会う。
世話焼きの暦はひたぎと共に真宵を家まで送り届け様とするのだが、何故か目的地に辿り着けく事なく時間だけが過ぎていく…。
迷いに迷ったまよいマイマイ
実は怪異に行き遭ったのは真宵ではなく阿良々木くんだったというオチ。
それを加味して最初から観直すと、前半部分にあった違和感を感じさせる演出にも納得。

特に戦場ヶ原が実際には見えていない八九寺が居る体で行った言動&行動は阿良々木に軽蔑されるのが嫌でついた嘘だったというのは実に健気でいじらしい。
それ以前にも、公園で戦場ヶ原阿良々木に恋人云々の話をしている時に心臓の音が高鳴っていたり、「彼女が欲しいとか?」と言う寸前に一瞬不安そうな表情をしているのも萌え!!。というか蕩れ!!(笑)。
本当に鈍感なのは阿良々木くんの方で、彼のフラグを立てようと頑張っている戦場ヶ原の姿は本当に悶絶物ですよ。

随分この話数のヒロインたる真宵をほったらかしにして戦場ヶ原の話をしてしまいましたが八九寺真宵も本当に良い味を出しているキャラクターだと思います。
本気とも冗談とも取れる言い間違いや、阿良々木との高校生vs小学生のガチバトルは何度見ても爆笑。
小学生相手に本気になって勝ち誇るダメ人間・阿良々木くんと、その傍らでパンツ丸出しでのびている真宵の図がシュール過ぎます(笑)。

本作の醍醐味であるコントの様な掛け合いも健在で、どうしてこんな会話を思いつくのかホント不思議で仕方ありません(すごいよ西尾維新さん!!)。
会話劇としての聴き応え。そして映像作品としての見応え。
まよいマイマイはそれを見事に両立していた物語だと思います。

そして来月は超絶バトルが炸裂するするがモンキーだ!!。