時期的にアニメが入れ替わる頃合いなので最終回を観終えた作品達に一言。
最初はエロアニメかと思ったら、何のこっちゃないタダのお馬鹿アニメでした(苦笑)。
いやね、余りの馬鹿さ加減に呆れて何度も切ろうと思ったんですが、
ネタになりそうなんで騙し騙し観続けていたらなんか完走してしまいましたよ(爆)。
誰が言ったか
「スタイリッシュ・搾乳・アクション」
ホントこれ命名した人のセンスは最高だと思います(何の話だよ)。
最後まで地味な作品でしたが、それなりに観れました。
ただアニメ的な華やかな表現を捨てていた割には、リアル路線にも成り切れておらず、どっち付かずの印象しか残りません。
中国(上海)を舞台に実写ですら描く事が憚れる両国の歴史的な事件や核兵器といったテーマを盛り込んだプロットは野心的ではありましたが、もうちょっと取っ付き易さが必要だったかな?。
そもそも、こういった作風ではヒットしない事は明らかだったでしょうが、
「女性キャラクターの裸体を出しとけば良い」といった安易な作品作りをしているアニメよりは、よっぽど崇高だと思います。
無論、それが=作品の評価という事にはなりませんがね…。
橋の下に住む奇人変人揃いな住人達と偏屈な一般人が繰り広げるギャグの応酬。
其れにツッコミを入れるリク。というかリクを演じる神谷浩史くんの演技が冴えわたります!!。
ただ神谷くんを始め一部キャストが相変わらず新房ファミリーで固められていて原作のイメージに合っていたのかという疑問は残ります。
しかしこのナンセンス具合、嫌いじゃない。
いや、むしろ好きだ!!。
シャフト×新房昭之監督のタッグが良い方向に働いていたと思います。
最終回で発表された第二期にも期待します!!。
今期1クール作品の中では一番好きでした。
ホントBlu-rayが出てたら買ってたのに…。
キャラが魅力的。掛け合い面白い。作画も安定している。観ていて辛くならない。
と私が求める物が揃っていた!!。
ボコデレな・伊波まひる。
百合っけのある・轟八千代。
ダメ大人代表・白藤杏子。
八千代に片想い中の・佐藤潤。
イタズラ好きな相馬博臣。
謎の家出娘・山田葵。
そして女装が似合いすぎる主人公・小鳥遊宗太。
全員キャラが立っていて文句無し。
1クールという短い期間でしたが全員の魅力はきちんと伝わって来ました。
主人公に今流行の「男の娘」属性まで付加されていて時代のニーズにも非常にマッチしていると思います。
ちなみに私は佐藤と相馬を中の人繋がりで『デュラララ!!』の静雄と臨也に置き換えて楽しんでいました。
特に相馬は確信犯的に人間関係を操作する辺りまんま臨也でしたのでね…(笑)。
原作のストック溜まったらで良いんで第二期やって欲しいな～。
その際には是非一期目をBD-BOXで発売して頂きたいものです…。
