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『パニッシャー:ウォー・ゾーン』(2008年) -★★★☆☆-

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原題 PUNISHER: WAR ZONE
製作 2008年 アメリ
時間 103分
監督 レクシー・アレクサンダー
脚本 ニック・サントーラ 、アート・マーカム 、マット・ハロウェイ
音楽 マイケル・ワンドマッチャー
出演 レイ・スティーヴンソン(フランク・キャッスル(パニッシャー))
    ドミニク・ウェスト(ビリー・ルソッティ(ジグソウ))
    ジュリー・ベンツ(アンジェラ)
    コリン・サーモン(ポール・ブディアンスキー)
    ダグ・ハッチソン(ルーニー・ビン・ジム)
    ダッシュ・ミホク(マルティン・ソープ)

あらすじ

かつてマフィアの手によって家族を皆殺しにされたフランクは復讐者パニッシャーとして法で裁けぬ悪党共を処刑して回る血生臭い日々を送っていた。
ある日、街中のマフィアが一同に会したパーティーを襲撃するが、其処でマフィアもろとも潜入捜査中の警官まで撃ち殺してしまう。
悪だけを裁くという自らの誓いを破ったフランクはパニッシャーとしての活動に終止符を打つ決意を固める…。

一方、パニッシャーによって硝子粉砕機に突き落とされ全身に縫合痕の残る醜い姿にされてしまった野心家のマフィア・ビリーは自らをジグソウと名乗り街中の悪党を引き連れパニッシャーに対し報復を開始する…。

予告映像


感想

いゃ~なんかマトモな神経していたら観れないし作れない作品で「この映画大好き」なんて言ったら正気を疑われてしまう危険性すらあります(汗)。

主人公のフランク(パニッシャー)は法で捌けぬ悪党共も害虫を駆除するが如く惨殺して行きます。
普通アクション映画では見るも無残な殺され方をするのは悪党の親玉を含む数名の場合が殆どなのですが、この作品ではむしろ原形を留めた殺され方をする人間の方が少ない。

肉体の一部が切れる・もげる・砕ける・吹っ飛ぶ…。
健全な精神を持った人にはとてもじゃないが見せられない人体破壊描写の連続!!(ある意味ではリアルです)。
アクション映画ですら人が撃たれて血飛沫が飛ばない昨今、ココまでやり切った事は称賛に値します。
少し前にランボー 最後の戦場「まるでスプラッターだ!!」と話題になりましたが、本作はそれ以上の出来であると断言します!!。

やり過ぎガン・アクション映画としてはかなり見応えがありますが、描写は上記の通りレーティングを18禁にしても良いと思ってしまう程に陰惨です。
悪党をばったばったと処刑するからと言ってスカッとする映画でもありません(まぁ人を殺してスカッとする方が危険ですが…)。
アクション映画は好きでもスプラッター系は駄目って人は観ない方が良いでしょう。

コレで監督が女性と言うのだかホント参りました…。