旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

『東のエデン』最終話を観る。

イメージ 1

イメージ 2

↑最終回の画像ではなくダイジェスト画像ですのであしからず。


この『東のエデン』は内容を説明するのが非常に困難。
物語の軸として『100億円の電子マネーがチャージされた携帯端末「ノブレス携帯」と共に「この国(日本)を正しき方向へ導く」という義務を課せられた「セレソン」と呼ばれる男女12人が繰り広げる頭脳ゲーム』というのが前提にあるのだが、其処をあえて掘り下げず「セレソンの1人"滝沢朗"と彼とたまたま出会った女性"森美咲"の11日間の交流」をクローズアップして描いている。

ギャグなの?。シリアスなの?。どっちでもない不思議な作品。
ヒューマンドラマ?。SF?。サスペンス?。アクション?。どれにも当てはまるがどれでも無い。
神山監督とプロダクションIGが『攻殻S.A.C』で培ったモノを引き継いで作り上げた作品と言えば解る人は解る!!…と思う(笑)。

最終回まさかの2万人モザイクに笑い、怒濤のミリタリー描写に脱帽し、どこかファンタジックなラストシーンに酔う。

シリーズ通してホント面白かった!!。この後に映画もあるけど1クールなのが非常に惜しい!!。
もっと長くても良かったんじゃないかな~?。
極限まで無駄を省いた展開はサクサク進むので飽きが来ない。
正直どっかの4クール使って無駄な話ダラダラやるしか能の無いアニメより100倍濃くて面白かった。

ラストで滝沢朗は「この国の王様になった」訳だが、それって一体どゆこと?。
結局サポーターは誰だったの?。
登場していない他のセレソンは何処で何をやってるの?。

謎を残したまま物語は劇場へ続きますが『ガ○ダム00』なんかと比べ物に成らないほど楽しみです!!(笑)。
第一部『The King of Eden』が11月。第二部『paradise lost』が1月に公開。タイトル意味深過ぎる!!。
しかも公開劇場の1つに本編でキーポイントして登場するユナイテッド・シネマ豊洲も入っているのが心憎い~!!。

クオリティも非常に高く、何度も観返したくなる程画密度が高い。
これはBlu-rayを購入しなければ!!と目下画策中…。

ああ~こんな良作なら毎週感想UPすれば良かった~orz