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『スモーキン・エース』 ★★☆☆☆

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スタッフ&キャスト

原題 SMOKIN' ACES
製作 2007年 アメリ
時間 108分
監督 ジョー・カーナハン
脚本 ジョー・カーナハン
音楽 クリント・マンセル
出演 ベン・アフレックアンディ・ガルシアアリシア・キーズレイ・リオッタ 、ジェレミー・ピヴェン 、ライアン・レイノルズピーター・バーグ 、タラジ・ヘンソン 、クリス・パイン

あらすじ

マフィアのボスのお気に入りで内部事情にも詳しいマジシャンの"エース"(ジェレミー・ピヴェン)、
だが彼は内部情報と引き換えにFBIと司法取引をしていた、それを知ったマフィアのボスは"エース"の首に100万ドルの賞金を掛ける。
それを阻止するためにFBI捜査官メスナー(ライアン・レイノルズ)と、カラザーズ(レイ・リオッタ)は"エース"の潜伏するホテルへと向かうのだが、
そこには噂を聞きつけた7人の殺し屋達がすでに潜んでいた…。

感想

予想では派手で荒唐無稽なトンデモ映画だと思っていたのに、中途半端にリアリティーがあって不完全燃焼。
真面目に作れば『NARC』ばりの作品になったかもしれないし、ぶっ飛べばタランティーノやロドリゲスの様になれた、どっち着かずで非常に残念!!

映画史上最凶の殺し合いと言うわりにはインパクトが無く短い銃撃戦、もっと派手なBGMも欲しかったな~。
対戦車ライフルで撃ったり、チェーンソーでぶった切った位で「最凶」とは言えない(この程度でR-15なの?)。
殺し屋達の個性は十分なのに、各々登場シーンが少なくってキャラが立ってない。
しかも皆すぐに死ぬ(ここも中途半端にリアル)、もっともっともーーーーっと暴れ回って欲しかったデス。

最後が今までが嘘の様なシリアス展開「あれ、別の映画?」と思うほどです、ここだけ『NARC』の匂いが(笑)!!

でもライアン・レイノルズは『ブレイド3』ではヘタレでしたが今回は格好良かった!!。
レイ・リオッタとのコンビも良くて、別の映画での再タッグ希望します!!。

本編に比べて予告映像やポスターなどのデザインがあまりに良すぎた!!、アレを期待すると損しますヨ。
あと、サブタイトルの『暗殺者がいっぱい』は何処へ?、あれがバカっぽくて良かったのに~!!(笑)。