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『ヱヴァ新劇場版:序』を観てきた。

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昨日行った映画館とは別の所で観てきました。
上映前にパンフレット買おうと思ったら売り切れてた、(なんでやねん!!)
仕方なくキーホルダーとストラップを買って場内へ…。
席に着いて客席を見回すと年齢層が思ったよりも低くて驚いた。
明らかに小学生の軍団や、当時ハマっていた親が幼稚園児と思われる娘連れで来てたりで「それはどうよ?」とか思ったり(笑)。

自分は本放送時に小学校低学年で夕方普通に観ていてハマり、1人で旧劇場版も観に行った。
同年代じゃ誰も話が判らなくて、1人で孤独に熱中していましたヨ(笑)。
それがまさか12年経って再び劇場に足を運び『エヴァ』を観る事に成るとはホント思わなかった。
なんか上映が始って、流れる映像を観ていて不思議な気持ちに成りました。

さて本編感想ですが。
◆前半(TV版の『使徒襲来』~『レイ、心のむこうに』まで)は展開が勇み足で、さらにはTV版と同じ構図の映像が多くて「クオリティは上がったが、キャラ描写は下がったな~」などと思った。
これはTV版を観過ぎた所為かもしれない、自分はやはり『エヴァ』を客観的には観れないな~と実感した。
どうしても比べてしまい、初見の人間がどう感じるか想像が出来なかったからだ。

あとは
・シンジくんが相変わらずカセットウォークマン使ってた、観る前はMP3プレーヤーにでもなるのか?とも思ったが。
アイキャッチが確りと入っていて驚いた。


◆後半(TV版の『決戦、第三新東京市』)に成ると、一気に新作カットが増え(9:1位で新作)、ヤシマ作戦までの過程をじっくりと描写していた。

負傷しエヴァに搭乗する事に消極的になったシンジを、作戦直前にミサトがセントラルドグマリリスの元へと連れて行き、ネルフの人々の覚悟を話したり。
トウジとケンスケからの励ましのメッセージを聞かせるなど、シンジに独りじゃないと間接的に諭す。
そして再びエヴァに乗る覚悟を決めるシンジ…、この一連の流れは新たなシーンだったがTV版よりも自分は好きだった。

そして作戦開始とともにラミエルへ向けて撹乱の為の一斉攻撃が始まると物語は一気にヒートアップ!!。
TV版では有り得なかったラミエルの形状変化!!、そしてその圧倒的火力!!。
更に日本中の電力をポジトロンライフルへと集める件は鳥肌モノです。
映像は正に劇場版クオリティで展開し、ポジトロンライフル発射~使徒撃破までの怒涛の映像は「もうTV版のヤシマ作戦が観れない…」などと感じる程!!。
ストーリー自体はTV版とほぼ同じで新鮮味は無いはずなのですが、映像の力でグイグイと引き付ける!!。
こう感じさせるスタッフの技量にホント脱帽!!。

やがてレイ救出のシーンへ…、ここで「ああ、やっぱり名シーンだ」と再実感させられました。

↓これ以降ネタバレあり。

































TV版ではここでエンディングだが新劇場版ではカヲルが登場する、しかも場所が月面!!。
リリスと似た巨人も横たわり、地球を観てカヲルはシンジの事を想う。
TV版の企画書では最終回が「月より飛来した使徒との決戦」と書かれていた。
確かに新劇場版は1番最初の企画書に近い内容に成るのかも知れない…。

そして流れるED…終わるかと思ったら!!、なななんと次回予告!!!!!。
TV版同様ミサトさんのナレーションで『破』の映像が!!!!、これにはニヤッとさせられました。
さり気無くアスカと新弐号機が写り、さらには三号機、カヲルが搭乗すると思しき謎のエヴァ、そして見た事の無い女性キャラの姿が!!。
ああ~ヤバイ、これはヤバイですよ!!。
来年までどう待てと?、これじゃ蛇の生殺しだよ~。
ああ~『序』もう一回観て来ようかな…(笑)。