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『マイアミ・バイス』 鑑賞

監督 マイケル・マン
出演 コリン・ファレルジェイミー・フォックスコン・リーナオミ・ハリス 、エリザベス・ロドリゲス 、ジョン・オーティス 、ルイス・トサル 、バリー・シャバカ・ヘンリー 、ジャスティン・セロー

あらすじ

マイアミ警察特捜課の刑事コンビ、ソニークロケットコリン・ファレル)とリカルド・タブス(ジェイミー・フォックス)はある日、FBIから政府の組織内に居る内通者を探し出す為にドラッグ密輸コネクションへの潜入捜査を依頼される、引き受けた彼等は南米に飛び現地の犯罪組織に接触を図るのだが…

感想

ネットなどではTV版と違いすぎるとかで評判があまり良くないみたい、自分はTV版は未見ですが面白かったです。
監督は本当に夜景好きですね~、マイアミのシーンはずっと夜、それと対比するように南米のシーンは
ほとんどが明るいシーンで構成されている、そしてラストシーンはマイアミでの夜明けで締める!!、さすがはマイケル・マン、大金を掛けて地味な作品を作りました。
確かに批評などでの指摘どおり、舞台はほとんどマイアミじゃ無いし、内容は薄いとも思った、それにコリン・ファレルコン・リーがいちゃつきすぎて、ジェイミーが終始蚊帳の外の様な気もした…。
しか~し!!、そんな不満をぶっ飛ばす位、男臭い!!、男臭すぎる!!、
主役の二人、特にコリンは長髪に不精髭で、フェロモン振り撒いてる!!、
ラストの銃撃戦はさすがマン監督!!、銃声が良い!!、低いアングルで動き回るカメラワークも良い!!、前作『コラテラル』では封印していた血飛沫も飛びまくり!!、もう文句無しっスよ!!。
マイケル・マンの監督作品と言えば、男と男の意地とプライドを掛けた戦いが醍醐味で、女性は一歩引いた所に居る、映像の男女比率も通常9:1位だろうが、今作はなんと7:3位でした!!。
いつものマイケル・マンの作品と比べると今回は、男臭さ70%ぐらいでしょう…、でも十分満足させてもらいましたヨ。