旧いまここにあるもの

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クライシス・オブ・アメリカ(2004年)

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監督 ジョナサン・デミ
出演 デンゼル・ワシントン メリル・ストリープ リーヴ・シュレイバー ジェフリー・ライト キンバリー・エリス
-内容-
主人公のマルコ少佐(デンゼル・ワシントン)は、湾岸戦争当時、指揮する部隊がクウェートの砂漠地帯で敵に襲撃されるが、レイモンド・ショー軍曹(リーヴ・シュレイバー)の活躍で隊員を二名失いつつも無事生還する、帰国したレイモンドは一躍英雄になり、やがて選挙に出馬し副大統領候補として票を得ていく…、そんな中マルコは毎晩、何者かに〔洗脳〕される悪夢にうなされていた…
-感想-
サイコスリラーと政治的陰謀が混ざり合った作品だ、ストーリーは淡々と展開していくので、少しもどかしさは感じるかもしれないが、出演者が演技派ばかりなので、見応えがあり引き込まれた。
この手の作品を見終わると、本当に自分は自分の意思で、物事を考え、行動し、生きているか、を考えさせられる、
劇中では直接的なやり方で、個人の意思や行動を操作していたが、現実の世界では、とうの昔から大衆の意思や思想などは、メディアに〔洗脳〕されているのだろうと、自分は感じずには要られない。
現にメディア(特にTVの力は絶大であり)の風評被害もその1つだし、その気になれば人一人を社会的に抹消することだって可能だと思う、きっと現実でも、私達は気づかないうちに〔洗脳〕されているのかも知れない…。