スタッフ&キャスト
原題: REPO MEN
製作: 2010年 アメリカ
時間: 111分
出演: ジュード・ロウ(レミー)
フォレスト・ウィッテカー(ジェイク)
リーヴ・シュレイバー(フランク)
アリシー・ブラガ(ベス)
カリス・ファン・ハウテン(キャロル)
チャンドラー・カンタベリー(-)
ジョー・ピングー(-)
ライザ・ラピラ(-)
イヴェット・ニコール・ブラウン(-)
RZA(-)
フォレスト・ウィッテカー(ジェイク)
リーヴ・シュレイバー(フランク)
アリシー・ブラガ(ベス)
カリス・ファン・ハウテン(キャロル)
チャンドラー・カンタベリー(-)
ジョー・ピングー(-)
ライザ・ラピラ(-)
イヴェット・ニコール・ブラウン(-)
RZA(-)
あらすじ
予告映像
感想
人工臓器の実用化によって移植を待つ多くの人々が救われた近未来。
しかしローンが滞ると専門の社員が車や家を差し押さえる要領で体を切り開き強制的に自社製品を回収して行く…。
そんな臓器回収人のプロフェッショナルのエグイながらも手際の良い仕事っぷりで幕を開けるこの作品。
相手が死のうとお構いなしな、その仕事っぷりから泣く子も黙る最凶のレポ・メンとして華々しい日々を送っていたレミーだが、ある事件を切っ掛けに「回収する側」から「回収される側」になったもんだからさぁ~大変。
自分が相手の立場になった途端、改修作業が出来なくなり、ローンは滞納される一方。
正にミイラ取りがミイラになった訳だ。
かなりマイナーなタイトルなのに『スターリング・ラード』のジュード・ロウを始め、『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィッテカー、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のリーヴ・シュレイバー、『プレデターズ』のアリシー・ブラガ、と出演者がやたら豪華で驚かされる。
ストーリーは皮肉たっぷりでかなり好みだし、洗練された映像の雰囲気もGood。
血みどろで痛々しい暴力描写の数々も鮮烈だし、終盤のナイフ2本での大立ち回りは相手の急所を的確に狙う実戦的な戦い方をしており非常に見応えがあった。
全体的に完成度が高く、
「久しぶりに当たりを引いたか!!」
と思った瞬間、訪れた98%反則な"あの"どんでん返し!!。
確かに途中の展開は「御都合主義過ぎだろ?」と思ったが、こんな形で伏線回収されても嬉しくねぇ~。
ホント最後の最後にとんでもない地雷を用意してくれたもんだ。
このオチですら皮肉の効いたこの映画の味と思えれば良いのかもしれないが、私はただただ唖然としてしまった。
途中までは傑作の予感がしてたんだけどなぁ~。